チャーリー・ワッツから感じるロックンロールのリズムの成り立ち、鳥居真道が徹底考察

「やはりMONOで聴きたく…」

ファンクやソウルのリズムを取り入れたビートに、等身大で耳に引っかかる歌詞を載せて歌う4人組ロックバンド、トリプルファイヤーの音楽ブレインであるギタリスト・鳥居真道による連載「モヤモヤリズム考 − パンツの中の蟻を探して」。第27回はローリング・ストーンズのチャーリー・ワッツのドラムからロックンロールのリズムの成り立ちを考察する。

8月24日にローリング・ストーンズのチャーリー・ワッツが亡くなりました。深夜にInstagramを見ていたらクエストラブがチャーリー・ワッツのポートレートを載せていたので、これってまさか……と思ってすぐに検索したところ、やはり訃報が目に入ってきたので、大変ショックを受けたのでした。

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学生の頃に所属していた音楽サークルの部室では、ビートルズ派とストーンズ派に分かれて議論がしばしば繰り広げられたものです。ある日、「チャック・ベリーのカバーはどちらが得意か?」というテーマで議論が進められていました。ストーンズのほうが得意だろうという結論に至りました。当時あまりピンと来ませんでしたが、今では納得できる結果です。ストーンズの演奏するチャック・ベリー・クラシックスはたしかにかっこいい。

Rolling Stone Japan 編集部

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