エリック・クラプトン、新曲で反ワクチン思想を歌う「こんなデタラメには耐えられない」

エリック・クラプトン(Photo by Gareth Cattermole/Gareth Cattermole/Getty Images)

エリック・クラプトンが、新型コロナワクチン接種とロックダウンを批判していると思しき新曲「This Has Gotta Stop」をサプライズリリース。気候変動災害をテーマにした同曲のアニメーションビデオも公開された。

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クラプトンは昨年12月、ロックダウン反対を訴えるヴァン・モリソンの「Stand and Deliver」に共演し、コロナウイルスに関する意見を公にした。その2カ月後、クラプトンはアストラゼネカの1回目のワクチンを接種し、友人のロビン・モノッティ・グラジアデイに手紙を書いた。グラジアデイは本人の許可を得て、Telegramにその手紙をシェアした。手紙の中でクラプトンは、ロックダウン反対派のイギリスの政治家デズモント・スウェインをはじめとする「ヒーロー」や、同じ考えを共有する(陰謀論的だとも言われている)YouTubeチャンネルを発見したことを明かし、「自分は静かな反抗の道を歩み続け、家族を存分に愛することができるよう、当局の指示には従おうと思う。だが、今こうして分かったことを黙っているわけにはいかない」と綴っている。

さらに今年7月には、「(ワクチン接種証明を求めることで)差別されたオーディエンスがいるステージでは演奏しない」と発表。クイーンのブライアン・メイが「反ワクチン派はどうにかしている」と語るなど、クラプトンの発言は物議を醸してきた。今回の「This Has Gotta Stop」は、そういった一連のロックダウン/ワクチン批判と結びついたものだ。

Translated by Rolling Stone Japan

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