カブール空港で見た混乱と絶望(写真ギャラリー)

Photo by Haroon Sabawoon / Anadolu Agency via Getty Images

アフガニスタン政権の崩壊を受け、国の再建というアメリカの20年にわたる「実験」にも終止符が打たれた。首都カブールの国際空港には数千人の群衆が押し寄せた。

反政府勢力タリバンが地方都市を次々制圧するにしたがって高まっていた人道危機も、ついに沸点に達した。家を追われた人々の多くはカブールに逃れたが、15日にタリバンがカブールへ進攻すると、避難民たちには逃げ場がなくなった。そのため大勢が空港へ殺到した。

・脱出の道

カブール空港で待機する間、飛行機の上によじ登るアフガニスタンの人々。AP通信によれば、タリバンの首都制圧を受けてカブールを脱出しようとする人がハーミド・カルザイ国際空港に詰めかけた結果、少なくとも7名が死亡した。(Photo by Haroon Sabawoon / Anadolu Agency via Getty Images)

・取り扱い注意

カブール空港の荷物引渡しコンベアのかたわらで待機するアフガニスタンの家族たち。(Photo by Haroon Sabawoon / Anadolu Agency via Getty Images)

・タリバンの目

15日、カブール空港近くで目撃されたタリバン兵。伝聞によれば、アメリカ政府職員は現地時間の11日まで、タリバンがアフガニスタンを再び制圧するにはあと60~90日かかるだろう、と信じていたとみられる。15日午後、タリバン勢力の指導者が大統領官邸を占拠。アフガニスタンのアシュラフ・ガニー大統領はすでに国外脱出していた。(Photo by Haroon Sabawoon / Anadolu Agency via Getty Images)

・アメリカ兵、アフガニスタンで最後のあがき

カブール空港で、地元の通行人に銃を向けるアメリカ兵。アメリカ大使館の撤退を支援するべく、数千人のアメリカ兵が先週カブールに派遣された。15日夜、アメリカ兵はタリバンが避難を邪魔しないよう、空港の安全を確保した。(Photo by Haroon Sabawoon / Anadolu Agency via Getty Images)

【残りの写真を見る】カブール空港のコンクリート壁を乗り越えようとする人々

from Rolling Stone US

Translated by Akiko Kato

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