ハリウッドザコシショウが語る、自身の動画ネタを生み出す新たなラボと取り巻く環境

ーコロナに関わらず、周りを気にせずやれる新しい場所は前から探してたんですか?

前から探してましたね。でもやっぱり売れないと金銭面も難しくて。今の場所は自分で家を建ててその地下を掘ってやってるんで、莫大なお金がかかってるんです。会場や場所をレンタルすると月一回お金を払ってそこに行って、用意してネタを撮ってみたいにすると、時間に追われてあたふたしちゃうというか。ずっと時間に追われて編集、あと何時間でやらなあかんなみたいな感じになるけど、今だったら特に自分の仕事以外の時間で全部やれますから充実しています。



ー稼いだお金の使い方がとてもクリエイティブですね。

同じ時期にくっきーも家を買ったらしくて。でもああいう芸風の人ってなぜか地下を掘りますね(笑)。あいつも地下を掘ってます。地下はすげえいいっすよ、音も上の部屋には聞こえるんですけど外には出ないんですよね。いくらダーンダーンってやっても外に全く聞こえないんで、これはすごいと思って。

ーミュージシャンがプライベートスタジオを作ったみたいな感じなんですね。

売れてる人ってバイクとか車とか高い洋服とか買ってる人が多いみたいですけど、僕はそういう部分には興味なくて。今はコロナ禍で、後輩とどんちゃん騒ぎするっていうのも全然できなくて、あまりお金も使ってないから資金面はいい感じですけどね。でも本当に後輩と一緒に飯に行ってできるネタとかもありますから、本音を言えば寂しいですけど。

ースタジオがグレードアップして機材、編集ソフトとかも変わったんですか?

変わりました。パソコンが引っ越す前にぶっ壊れたんですよ。ずっと使ってたWindows7の大きくて良いパソコンだったんですけど、古くなったりネットに繋がらなくなっちゃって。それからしばらくは別のノートパソコンで作業してたんですよ。でもやっぱ据え置きのデスクトップのパソコンの方がパワーがあるから、めちゃくちゃいいやつを思い切って新調したんです。ゲーミングパソコンの方が馬力があるし、グラフィックもいいから自分のやりたいことできますよって店員の方が言ってて。イラレ、フォトショ、今編集はPremiere Pro使ってるんですけど、それらを3個同時に開いていても重くならないんです。全部Adobeで互換性もあるんです。動画の扉絵があって、蓋っていうか。前はそれをイラレで作ったものをまず画像データにしてそれを取り込んでたんですよ。でもPremiere Proだとイラレのデータの状態で入り込むことができるんです。それって一手間なくなっているからすごく便利だな、すげー!って思いました。あと、Premiere Proは操作が難しいんですけど、エヴァもPremiere Proで編集してるというのを聞いて。あと僕のDVDシリーズのディレクターもPremiere Proでやってるって言ってて、じゃあこれに慣れる方がいいなってことで、いまはようやく慣れた感じですね。

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