米代表選手が本番前に聴いている音楽

ハードル競技のシドニー・マクラフリン、サーフィン競技のカリッサ・ムーア、競泳のケーレブ・ドレッセル(Photo by Ashley Landis/AP; Ryohei Moriya/The Yomiuri Shimbun/AP; Oli Scarff/AFP/Getty Images)



緊張状態から戦闘モードに切り替える

●エイプリル・ロス(ビーチバレー)
2012年オリンピック銀メダル、2016年オリンピック銅メダル
年齢:39歳

・プレイリストの曲について

ダブステップやエレクトロダンスが中心で、とくにカイゴやアヴィーチーがお気に入り。彼らの曲はメロウだけど、ハッピーな気持ちにさせてくれるからリストに入れている。数年前ロサンゼルスの小さなコンサート会場で、セヴン・ライオンズの前座に出ていたキル・ザ・ノイズをたまたま見たんだけど、釘付けだった。スクリレックスやフラックス・パヴィリオン、KOTORI、エクシジョン、NGHTMREの曲もたくさんリストに入っている。KORNやナイン・インチ・ネイルズやレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンといったクラシックもちりばめながら。

・オリンピック用のプレイリストの選曲に5年もかけた理由

2016年のリオ・オリンピックが終わってすぐに、東京大会用のプレイリストに取りかかった。私にとって、音楽はジムのワークアウトには欠かせないんです。やる気が出るし、パワーも出る。オリンピックではいつもお気に入りの曲をいくつかかけて、気分を上げている。そうやって緊張状態から戦闘モードに切り替えています。いつも何かしら追加しては削除している感じですね。いつも必ずリストにあるのは、アヴィーチーの「Wake Me Up」とエミネムの「Til I Collapse」。最初にプレイリストに加えたのはBro Safariの「The Drop」だったと思います。いまでもリストにある鉄板。一番最近の曲は、Wukiの「Birdz(feat. Smokepurpp)」。





・EDMをよく聴く理由

エレクトロミュージックには、胸の奥に火をつけてくれるところがある。エクササイズや試合前の調整をしているときの波長にぴったり合うんです。私の場合、試合でのパフォーマンスとウォームアップの音楽は間違いなく関係している。Spotifyのいろんなプレイリストの曲を聴いて、ピンときた曲があったら東京オリンピック用のプレイリスト行き。普段はのんびり派だけど、コートに出るときは戦闘モードにしたい。アグレッシブに、荒々しい気分になりたいから、そういう波長の音楽を聴いています。


●シドニー・マクフリン(陸上)
400mハードル現世界記録保持者
年齢:21歳

・最速の走りをさせてくれる曲

トラックに立ってレースをするときは、Aha Gazelle(& Starringo)の「War」です。



・プレイリストの中で最も古い曲

DJ Lilmanの「Team Lilman Anthem」。私はニュージャージー出身だから、高校に入って以来ジャージー・クラブ・ミュージックを聴くと気分が上がります。



・最近プレイリストに加わった曲

Aaron Coleの「Miracle」。日常生活に関する歌詞に、最高のビートをミックスするようなクリスチャン・ミュージックのアーティストが好き。彼のヴァイブは最高です。



Translated by Akiko Kato

タグ:

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE