亀田誠治が語る松本隆トリビュートアルバム「全亀田を投入した」



田家:二週間ありがとうございました。亀田さんとこうやってきちんと一つの曲やアーティストとお話する機会はあまりないので、なるほどなあと思うことばかりでした。

亀田:僕もこのアルバムでこんなに丁寧にお話させていただいたのは初めてですね。トリビュートアルバムを作るというのはそこそこの覚悟が必要で、特に松本先生はまだご存命ですから(笑)。

田家:レコーディングにもいらっしゃるくらいですからね。

亀田:そういう方がいらっしゃる中でのトリビュートアルバムというのは、とてもハードルも高いしやり甲斐があるというか。でも僕はこのアルバムに今まで僕の人生で出会ってきたミュージシャン、曲、人、経験など全亀田を投入しました。一点の曇りもなく素晴らしい、自分の中でもいいものができたなという気持ちでいっぱいです。だからたくさんの方に聞いてもらいたいし、とにかく音楽の持っている、アーティストが伝えたいことや原曲に込められた松本さんの思いが色褪せていかないので。このアルバムを様々な形で聴いていただければ嬉しいなと思います。ありがとうございました。

Rolling Stone Japan 編集部

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