RADWIMPSが目指す2021年の「共体験」とは?

©SHIN SEKAI

RADWIMPSが未来の体験を社会実装するクリエイティブ集団PARTYとコラボレーションしたバーチャルライブ「SHIN SEKAI“nowhere”」を7月16日、17日、18日の3日間にわたり開催。それに先駆けて、「SHIN SEKAI」先行プレイ体験会が7月12日に渋谷のWHITE CINE QUINTOで実施され、RADWIMPSとPARTYのメンバーによるトークセッションも行われた。

【画像を見る】仮想空間に広がるRADWIMPSの楽曲世界

「SHIN SEKAI」とは、RADWIMPSの楽曲世界の主人公になるバーチャルライブ・エクスペリエンスであり、「ROLE-PLAING MUSIC」をコンセプトに、参加者一人ひとりがRADWIMPSの楽曲世界の主人公(アバター)となって行動し、世界中の人々ともに楽しむことのできる新たな音楽体験。スマホで専用アプリをダウンロードすることで誰もが参加可能で、アメリカ・ヨーロッパ・アジアなど、世界40以上の国と地域に配信される。

このバーチャルライブを開催するにあたって、RADWIMPSはPARTYが開発したバーチャルパークシステム「VARP」を採用。コロナ禍によってこれまで同様のライブ活動が制限される中、昨年から「フォートナイト」をはじめとするオンラインゲームの中での音楽イベントも増えたが、「VARP」はいわばその世界を独自に作り上げることができるシステム。昨年の夏にはkZmのバーチャルライブ「VIRTUAL DISTORTION」がVARPを使って開催され、そこにはkZmとコラボレーションをしている野田洋次郎も参加していた。

そして、昨年末に2日間、今回のプロローグ的な位置づけとなる「SHIN SEKAI」が無料で開催されている。前半では「Light The Light」や「新世界」といった楽曲の世界を旅し、後半ではアバター化した巨大なRADWIMPSのメンバーが登場して、「いいんですか?」や「DADA」をパフォーマンス。初回は一万人以上の同時参加を記録し、ラストには「UP DATES IN 2021.See you again soon」と今回の開催が予告されていた。

体験会では入場時に体験プレイ用のスマホが手渡され、MCの落合健太郎による挨拶に続いて、定刻になると「SHIN SEKAI“nowhere”」がスタート。スクリーンにプレイ画面が映し出されると同時に、来場者自身がそれぞれのスマホで実際のプレイを体験することができた。「ようこそSHIN SEKAIへ」という野田の言葉とともに本編が始まると、プロローグライブでは後半に登場したアバター化したRADWIMPSメンバーが最初から登場し、バーチャル空間の中で「前前前世」を披露と、最初から華々しい始まりを見せる。


©SHIN SEKAI

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