all at once、仲宗根泉(HY)作詞作曲「年をかさねて」リリース

all at once

all at onceが、2021年8月11日に新曲「年をかさねて」を配信リリース。東京シティ競馬トゥインクルレース35周年CMテーマソングに決定した。

「年をかさねて」は、HYの仲宗根泉が作詞作曲を担当した。「トゥインクルレース」の特設サイトで公開したショートムービーに合わせて「親子」をテーマに作られており、仲宗根自身の父親への思いも込められている。そしてサウンドプロデュースは、これまでにもall at once作品を手がけてきた亀田誠治が担当。仲宗根泉が書き下ろした楽曲に、彼らの魅力を熟知している亀田誠治によるアレンジが加わることで、all at onceのボーカルの特徴である透き通るまっすぐさが曲・詞と重なり合い、新たなハーモニーを生み出している。

関連記事:all at onceが語る、真逆な2人がボーカリストとして大切にしているもの

・仲宗根泉(HY) コメント:
「年をかさねて」の作詞作曲をさせていただきました。
我が家は、家族仲が良い方ではあったのですが、友人達の話しをきいていると子供の頃、思春期や、反抗期などが訪れてそのまま距離をとったまま大人になってしまった家庭の方が多かったんですよね。特に、父と娘はそういう関係性の場合がむしろ多いと思ったので、家族の中の父と娘の距離感みたいなもの、心の中にある互いの感情などを描いていきたいと思いました。
そして私と父は、仲が良かったけれど、似たもの同士だからこそよく、ケンカもしていて、でも心の中にはいつも父がいて、どんな時も父を想う気持ちがありました。けれど、父が急に他界してしまい、その時に、初めて自分が思っていた何百倍も愛していたんだと気付いたんです。
子供の頃は、父を、疎ましく思ったり、「何で一緒にご飯を食べなきゃいけないんだ」とか些細な事でも嫌だったけど、私に音楽を教えてくれたのも父だったので、亡くなった後でも私の中に父が生きている証をたくさん音楽で表現したく、父との昔を思い出しながら、今の私の思いも重ねて作らせて頂きました。
この楽曲を作った時に、男性だとキーが高くて伝えたい思いを乗せて歌うにはなかなか難しいかもと思っていましたが、デモ音源を聴いた時にそんな心配はいらなかったなとすぐにわかりました。透き通るような声と2人のハーモニーのよさに感動し、私の伝えたかった思いを声で、うまく表現してくれて、歌の中に2人の優しさがいっぱい表れていますよね。
恥ずかしくて日頃の気持ちをなかなか言えないって方がいましたら、歌を届けてあげたり、歌ってあげるなりして大切な存在が目の前にいるうちに思いを伝えて欲しいです。

・亀田誠治 コメント:
「ただいま、おかえり」という歌詞ではじまる優しい歌を、HYの仲宗根泉さんがall at onceのために書き下ろしてくれました。
泉さん素敵な歌をありがとう。きっとall at onceにとって大切な歌になるよ。
僕がデビューから関わっているall at onceの若い二人の歌声は、どこか懐かしく、どこか新しく、しなやかで、力強くて、今の音楽シーンの中で尊い原石だと感じます。今回の泉さんとのコラボレーションは『やさしさ×やさしさ」というグッドマリアージュになりました。
この「年をかさねて」が今こそたくさんの人に届いて、みんなの日常をささやかにやさしさで包み込んでいきますように。



<リリース情報>

all at once
Digital Single『年をかさねて』

配信日:2021年8月11日(水)
※各種配信・サブスクリプションサービスにて配信
収録曲:
1. 年をかさねて
作詞・作曲:仲宗根泉(HY)
編曲:亀田誠治

all at once 公式HP:https://aao.beinggiza.com

Rolling Stone Japan 編集部

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