タランティーノ自ら執筆『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』小説版発売

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

クエンティン・タランティーノ監督の2019年ヒット作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の小説版公式トレーラー映像が、米現地時間2021年6月21日、発表された。

公開されたトレーラーは1960年代後半の空気感を醸し出しつつ、お馴染みのナレーターの「映画版はもう見ただろう、では次は小説版だ!」という台詞から始まる。メインキャラクターの紹介に続き、アル・パチーノ演じるマーヴィン・シュワルツ、デイモン・ヘリマン演じるチャールズ・マンソンらの未公開カット、ディカプリオ演じるリック・ダルトンがジュリア・バターズ演じるトゥルーディ・フレイザーと電話するシーンなども新たに公開されている。今回の小説版では映画の中では明かされなかった登場人物たちの過去が明らかになるようだ。

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『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』小説版は6月29日、ハーパー・ペレニアルより米国内で発売される。タランティーノ監督はハーパー社ともう一冊の本を出版する契約を交わしており、二冊目は『Cinema Speculation』というタイトルで、映画評論家の故ポーリン・ケイルに影響を受けた作品となるようだ。こちらはタランティーノ監督自身によるエッセイ、批評や、70年代の映画についてより詳しく掘り下げる内容となっている。

From:Quentin Tarantino Teases Unseen ‘Once Upon a Time… in Hollywood’ Footage in Book Trailer

Translated by Kazuhiro Ouchi

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