新型コロナ感染による死亡者、99.2パーセントはワクチン未接種

チルドレンズ・ホスピタル・オブ・フィラデルフィアのポール・オフット博士はNBCニュースで次のように語った。「2度目の接種を受けることが鉄則です。臨床試験段階で分かっていたのですが、2度目の接種で誘導されるウイルス特有の中和抗体は1度目の接種の10倍になります」

上記のデータと発生し続ける変異株を考えたとき、ワクチン接種を肯定する十分な証拠となるはずだ。しかし、世間にはワクチンに否定的な人がいて、反対意見を主張している。その中には共和党上院議員ロン・ジョンソンやランド・ポールがおり、4月にCNNが行った世論調査ではアメリカ国民の1/4以上がワクチンを打たないと言っている。

共和党の中にも人々にワクチン接種を急がせる政治家もいる。共和党員であるウェスト・ヴァージニア州ジム・ジャスティス知事は、先週新型コロナウイルス感染症で新たに7人が死亡と公表したのち、州民に対してワクチン接種を拒むなら「死の抽選会に参加することになる」と述べた。

そして、「次の火曜日までに(新型コロナウイルス感染症の)死者数が8〜9人になり、ワクチンを打たない私がその一人になると知っていたら、私が何をするのか、みんなさん、分かると思います。そうなれば私だって我先に逃げます。自分の名前が次に出てくると分かっている抽選など引きたくもない。そんな抽選会には参加したくありません」と続けた。

Translated by Miki Nakayama

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