キッス、米トライベッカ映画祭でコロナ禍初ライブ披露

米トライベッカ映画祭で演奏したキッス

キッスが、米現地時間2021年6月11日にニューヨークのバッテリーパークで行われていたトライベッカ映画祭で短いパフォーマンスを披露した。

昨年の大晦日にアラブ首長国連邦での超大規模ストリーミングライブを成功させてから6ヶ月余りが経過した当日。今回のライブは、6月27日、28日にA&Eネットワークで公開されるキッスのドキュメンタリー「バイオグラフィ:キッストーリー」を記念して開催されたもの。演奏したのはわずか5曲だったが、お馴染みのパイロや大掛かりなステージの移動など、派手な演出が満載のパフォーマンスだった。

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ライブのセットリストは「デトロイト・ロック・シティ」、「狂気の叫び」、「ロックンロール・オールナイト」、「ヘブンズ・オン・ファイアー」、「ウォー・マシーン」の5曲。短時間の公演だったことについて、ポール・スタンレーは「長い公演の許可はまだもらえなかった。だから今日は少し短い。8月に再開する最後の世界ツアーのサンプルみたいなものだと思ってくれ」と語り、バンドにとって初となるコロナ後の今回のライブについて「今回の機会を逃すわけにはいかなかった。だからニューヨークから始めなきゃいけなかった。こうすることでみんなに、よく帰ってきたな、と伝えたかったんだ」と付け加えた。

キッスは、6月12日に、A&Eネットワークからドキュメンタリー「バイオグラフィ:キッストーリー」の新たなトレーラーを公開している。



From:See Kiss Perform Mini-Concert at Tribeca Film Festival

Translated by Kazuhiro Ouchi

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