1983年制作の佐野元春ドキュメンタリー映画、デジタル・リマスターで再上映

佐野元春のドキュメンタリー映画『Film No Damage』公開ポスター

佐野元春のドキュメンタリー映画『Film No Damage』が、 2021年6月26日より立川シネマシティにて限定再上映されることが決定した。

『Film No Damage』は、 1983年に制作された日本初とも言える本格的ロック・ドキュメンタリー・フィルム。撮影当時の1983年、佐野元春は27歳。彼は、それまでに無かった日本語とビートとの新しい表現を提案し、その斬新なビート、言葉、ヴォーカル・スタイルで日本のロック・シーンに革新をもたらしたが、その時期には活動ベースを日本からアメリカヘ移そうと考えており、デビューから3年間のライブを映像として記録しようと思い立ち製作されたもの。 これはレコード会社や映画関係者からではなく、佐野元春本人からのアイディアであったことも革新的フィルムと評される所以である。 なお本作には1983年の中野サンプラザでのライブが記録されており、 当時のリアルな熱狂を映し撮ったものとしても貴重と言える。

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本作のオリジナルは元々は1983年に劇場公開されたもので、 当時16mmフィルムで撮影されたものを2013年に完全デジタル・リマスター化し、5.lchサラウンドによって当時の感動と興奮をさらに磨きをかけて再現している。



<公開情報>



佐野元春
ドキュメンタリー映画『Film No Damage』

2021年6月26日(土)立川シネマシティ
チケット
一般:1800円 学生(大・専):1500円 中・高校生:1000円 シニア(70才以上)1100円
*ほかシネマシティのチケット料金に準じる
製作・配給・企画:ソニー・ミュージックダイレクト

Film No Damage 上映特設ページ:https://www.110107.com/sano_movie/

Rolling Stone Japan 編集部

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