オバマケアにより3100万人が健康保険に加入、米大統領のビデオ通話公開

米現地時間2021年6月5日、ホワイトハウスより、バイデン大統領とオバマ前大統領が健康保険加入者の数がこれまでで最大になった知らせを祝い、さらに加入を促すような会話の様子を公開した。連邦政府を通じた医療保険への登録期限は、パンデミックの影響で8月15日まで延長されている。

バラク・オバマ前大統領によるアフォーダブルケア法(ACA)、通称「オバマケア」により、健康保険に加入するアメリカ人の数が今までで最大になった。2021年の前半においては3100万人のアメリカ人が、による健康保険加入を果たしたとホワイトハウスが報告した。

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オバマ前大統領はバイデン大統領に「これは私たちが一緒に成し遂げたこと。我々は常に国民皆保険の原則をどうやって確立させようかと話し合ってきたが、ついに成立させることができました」と語りかけた。報告によると、1130万人が、政府による助成金が支払われる民間の健康保険を購入しているようだ。37州とワシントンD.C.においては1480万人がメディケイド(低所得者を対象に、州政府と連邦政府によって運営される公的医療保険制度)を、加えて100万人がオバマケアによる基本の健康保険プランを選択している。ホワイトハウスによると、さらに400万人がメディケイドの対象となることが確認されている。

Translated by Kazuhiro Ouchi

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