若きクリエイター音楽かいとが見据える、世界に日本の音楽を届ける目標

ー小さい頃から楽器を習ったり、御両親が音楽好きだったりしたんですか?

かいと:楽器を習ったことはないんですけど、両親が音楽が好きなので常に音楽が流れている環境ではありました。お父さんは中田ヤスタカさんとか角松敏生さんが好きで、お母さんは岡村靖幸さん、RADWIMPSさんなど幅広く流れていました。そのときは気づいていなかったんですけど、今のスタイルに近い音楽を聴いていたなと思います。

ー中学生になってから音楽を始められて。最初からオリジナル曲を作ってたんですか?

かいと:最初はPCがなかったので、お母さんのスマホのアプリで作っていました。その時から何かを作るというより音を鳴らすのが楽しくてやっていたので、知らない間に曲という形まではいかないかもしれないですけど、フレーズを作ったりしてました。

ー曲を作るときはどんなアプローチをするんですか?

かいと:最近はとりあえずトラックを先に作って、良いトラックができたら歌を入れるようにしていて。とにかくトラックができたら、即興で適当に歌ってメロディを決めていることが多いですね。それとは別に、普段から歌詞も書き溜めていて、メロディに合いそうな歌詞をもっていきます。

ー作詞はどういうものに影響されることがあるんですか?

かいと:僕が中学生のとき、星野源さんの歌詞に救われたことがあって。歌詞の書き方とかすごく参考にさせていただいていたときがあります。

ー作詞のテーマになるものって、ご自身の考えや経験したことがメインになるんですか? それともひとつの物語を作るんですか?

かいと:普段から思っていることが溜まってできる歌詞と、物語を作ろうと思って書く歌詞の両方があって。後者は物語が基本で、その中に自分の気持ちが少し入っていることが多いんですけど、気持ちをぶつける曲はそのままの気持ちを書いてます。EP『君は音楽で泣いた』だと、ちょうど半々かなという気がしていて。全部自分の気持ちが入っている曲になったと思います。

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