SUPER JUNIOR、「K-POPの先駆者」が15年のキャリアを振り返る

SUPER JUNIOR(Courtesy of SM Entertainment)

SUPER JUNIORにインタビュー。現役メンバー9人が語る、新鮮さを保ち続ける秘訣とは?

K-POP市場のパイオニア、SUPER JUNIORが結成されたのは15年以上前。以来ずっと第一線で精力的に活動し続けている。結成当初のメンバーは13人、現在K-POPシーンを席捲する大御所グループの先駆者ともいうべき存在だった。彼らが出てきた当時、韓国グループは5人未満がほとんどだった。

2009年、SUPER JUNIORはシングル「SORRY, SORRY」で韓国チャートNo.1を獲得。以来、K-POPの代名詞となる楽曲をいくつか輩出した。年を重ねるうちに、メンバー各自は様々なサブユニットを組んだり、俳優としての道を歩んだり、韓国のバラエティ番組にレギュラー出演するなど、それぞれの個性を発揮した。現在のメンバーはイトゥク、ヒチョル、イェソン、シンドン、ウニョク、ドンへ、シウォン、リョウク、キョヒョンの9人。彼らは去る3月、スタジオアルバム『The Renaissance』を引っ提げて帰ってきた。幅広いスタイルを盛り込んだ実験的なアルバムで、モダンな要素も健在。熟練のグループは相も変わらず現代的なサウンドを維持している。

SUPER JUNIORはローリングストーン誌とのインタビューに応え、長きにわたる成功と新作『The Renaissance』について思いのたけを語ってくれた。

―『The Renaissance』でカムバックした心境はいかがですか? 今回のプロモーションで一番エキサイティングだった点はどこですか? パンデミックの状況を考えれば、これまでとはまるで違うかと思いますが。

イトゥク:ニューアルバムをリリースするのはいつだってエキサイティングで、ものすごい体験です。最近は、E.L.F.(SUPER JUNIORファンの公式名称)のみんなに会えることを考えて、とてもワクワクしていました。みんな僕らのパフォーマンスを待ち望んでいましたからね。直接顔を合わせられないのが残念です、本当にさみしいですね。

―『The Renaissance』でとくに気に入っている曲はありますか? あるとすればどの曲ですか? また理由は?

イェソン:しいて言うなら、デモの段階から「House Party」がすごく気に入っていました。もう1曲あげろと言われたら、「More Days with You」でしょうね。歌詞もメロディも、まるでファンのそばにいるような気分になれますから。



―みなさんは長年にわたって幅広いジャンルとコンセプトで実験を続けてきました。今後トライしてみたいコンセプトはありますか?

シンドン:僕らにとっては様々なジャンルを試すことよりも、アルバムをリリースし続けることのほうが大事なんだと思います。僕らが心がけているのは、「SUPER JUNIORらしさ」を探ること。もしまったく新しいことに挑戦するとしたら、たぶん子供向けのアルバムをリリースすることかもしれませんね!

Translated by Akiko Kato

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