BiSHモモコグミカンパニー、YouTuberパーカーと語った「ぼっち」の哲学

左からモモコグミカンパニー、パーカー(Photo by Kana Tarumi)



ぼっちをプラス思考に

モモコ:一人でいて楽しい時は一人でも楽しめるけど、落ち込んだ時に一人でいることって結構大変で。みんなは誰かと一緒にいるのに、自分は一人なんだとか、わりとネガティブ寄りの感情になってしまうけど、でもそういう時に、自分で自分を引き上げる力っていうか、ポジティブな方に持っていけたら、みんな一人でも輝けると思うんですよね。

パーカー:学生時代、人前に出て何かやろうと思ったりしましたか?

モモコ:全然ないです。私はクラスの人気者ではなかったし、特に何か注目されるような人間じゃなかったので。アイドルのオーディションに興味本位で行ってみたいなとは思ってたけど、自分がなるってハッキリ想像したことはなかったです。大学も周りは海外志向の人が多くて、みんな留学したりしていて、でも自分は留学に興味が持てなくて。その時に、ぼっちでもういいやと思ったんですけど、なんとなくオーディションを受けに行ったら、そのまま受かっちゃったみたいな。

パーカー:周りとは違う選択肢を取るってことに不安はなかったですか?

モモコ:あまりなかったのかな。むしろ周りの方がえらいと思ってて、そこについていけないからこそ自分は道を外してしまった感じがあるんですね。だから自分の人生、当時は普通に不安でしたけど(笑)。でもどっちに行っても不安だなっていうのがあって、そっちに行っても不安だから、もうどっちでもいいじゃん、自分の好きな方に行こうみたいな。面白そうな方を選ぼうって思いました。

パーカー:本にも書いてらっしゃったと思うんですけど、そこで一歩踏み出したわけですよね。僕も今、もっと挑戦しないといけないなって思っても、結局踏み出せないまま終わることも多くて、なのでモモコさんの本を読んで勇気が出たというか。

モモコ:ありがとうございます! パーカーさん、もう一つチャンネル作ったんですよね?

パ:はい。高校の時に、自分なりに勉強法を考えてやったのがいい経験になったっていうのを、伝えたくて。高校生とかに向けた勉強関係のチャンネルなんです。

モモコ:塾の先生もやってるんですよね。



パーカー:はい。単純に僕の経験だけで喋るんじゃなくて、現場を見るというと偉そうに聞こえるかもしれないですけど、もうちょっと詳しく高校生の勉強に対して向き合おうと思って。お手伝いみたいな感じでやらせてもらってます。

モモコ:えらいですよね。パーカーさんぐらいのYouTuberさんだったら働かなくても食べていけるんじゃないかと思うのに(笑)。それでも現場を見ようっていう姿勢が凄い。

パーカー:5年後とか考えた時、もっといろいろ自分でもできることを増やしていかなきゃいけないし、まだまだ課題は山積みです(笑)。頭で考えることと、実際に作ってそれがちゃんと良いものになるっていうのって、難易度がまったく違うじゃないですか。

モモコ:確かに。私もBiSHでステージに立つまでは、別に出来るっしょ!って思ってたんですけど、いざステージに立ったら全然できなくて。ステージに出る側にならないとわからないこととか、歌える・踊れる以外でも人に負けないようにする力とか、メンタルの持ちようとか、いろんな要素が必要なんだなって気がついたんです。パーカーさんが言ってるように、頭で考えてできそうだなって思っても、やっぱり行動に一歩でも踏み出さないとわからないですよね。


Photo by Kana Tarumi

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