Juice=Juiceが語る、実力派と言われる「歌」をメンバー目線で徹底解説

Juice=Juice:左から段原瑠々、金澤朋子、井上玲音(Photo by Rika Tomomatsu)



3人が考える「いい歌」とは?

―最後の質問ですが、「いい歌」ってどういうものだと思いますか?

段原 ええ~?

金澤 難しい~! 哲学的な感じ! どうしよう。

―カラオケで高得点を競うテレビ番組があるじゃないですか。あれを観ていて思ったのが、高得点を出す人は本当に上手いしすごいと思うんですけど、じゃあそれがいい歌なのかというと必ずしもそうではないなと。点数はそこまで高くなくても心に響く歌はあるし、「じゃあ、いい歌ってなんなのかな?」と思って。

段原 世間一般にウケる歌声と専門家にウケる歌声で全然違う気がしますし、時代によっても違うと思います。私は世間一般でウケる歌声がどういうものかわかるし、いいなあとも思うんですけど、そこにハマらない感じでいきたいし、いろんな歌声があっていいと思います。歌が上手く聞こえる声質というものがあって、それがすべてではないですけど、「お、この人上手い!」って思わせることができたら勝ちなのかなって思います。

井上 私的には、上手い下手は関係なく、歌詞でもいいし、その人の感情が伝わってくる歌がいいなと思っていて。口下手で音楽でしか自分を表現できない方とか、自分の感情を表に出す手段が音楽だという方もいらっしゃると思うし、たとえ上手くなくても、喉をギュッと締めて苦しそうに歌っていても、こちらに伝わってくるものがあればそれはいい歌だと思います。

金澤 つい最近、とあるアーティストの方とお話をする機会があって、その方もカラオケの採点についてお話されていたんですよ。ピッチとかしゃくりは人に伝わる伝わらない以前の話だから、点数に左右されるというのは本来よくないんだよねということをその方から聞いたばかりだったので、今の話を聞いて「ああ、そのとおりだな」と思いました。あと最近、エレカシの宮本浩次さんが「スッキリ」でパフォーマンスされているのを観て、宮本さんはめちゃめちゃすごくて歌も上手い方なんですけど、スタジオを飛び出してPAのほうまで行っちゃったりして好き勝手に歌っていて、後半はリズムもめちゃめちゃ遅れていたりしたんですけど、きっとワザとやられてるんだろうなというのが伝わってきたし、上手い下手というのはそういうことじゃないんだなということをそのパフォーマンスで気付かされました。私も普段ステージに立つときにピッチやリズムを常に意識しているところがあるので、そういうことを気にせずに思いっきりパフォーマンスをしたらどうなるんだろうってそのパフォーマンスを見ながらワクワクしたし、人に響くというのは上手い下手ではなくて、目には見えない魂とかそういうところにあるんだろうなと初めて思ったので、グループなので気にするべきところはもちろんあるんですけど、あまり気にしすぎずに歌うことも必要なのかなと思っているところです。

―ありがとうございます! すみません、なんだか考えさせる質問ばかりで。

金澤 難しかったですね(笑)。でも、こういうことは考えたことなかったなあって。

井上 普段、こんな話しないもん。私、ずっとふざけてるから。

段原 ね(笑)。でも、面白かった!

【画像を見る】ハロプロ随一のクールビューティ、Juice=Juiceの金澤朋子、段原瑠々、井上玲音

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