Juice=Juiceが語る、実力派と言われる「歌」をメンバー目線で徹底解説

Juice=Juice:左から段原瑠々、金澤朋子、井上玲音(Photo by Rika Tomomatsu)

Rolling Stone Japan初登場のJuice=Juice。昨年新メンバーとして元・こぶしファクトリーの井上玲音が加入し、結成当初からグループを引っ張ってきた宮本佳林と高木紗友希が卒業するなどチーム編成が大きく変化した今、改めてJuice=Juiceの歌について話を聞いたところ、金澤朋子、段原瑠々、井上玲音の3人が興味深いエピソードの数々を披露してくれた。

従来のJuice=Juiceとは異なる魅力を堪能できる新曲『DOWN TOWN / がんばれないよ』について話を聞きつつ、Juice=Juice各メンバーの「歌唱」について3人にじっくり解説してもらった。

【動画を見る】Juice=Juice「DOWN TOWN」ミュージックビデオ

―れいれいさんはJuice=Juice加入からちょうど1年が経ちましたがいかがですか?

井上玲音 自分でも変わったと思うことが多いです。歌い方も声の出し方も変わってきて、特に自分の「こうしたい」と思うゾーンが見えてきたのが一番大きい変化だと思います。

―ゾーンが見えてきたというのは?

井上 高音を強く出したいんです。これまでも高音の曲はあったんですけど、どちらかというと私のパートは低音のほうが多かったのでそっちに重きを置いていて。でも、Juice=Juiceに入ってからは高音のパートに挑戦したいという気持ちがあります。

―実際にJuice=Juiceに入ってみて、外から見ていたのと違った部分はありますか?

井上 パフォーマンスの印象は強い女性のイメージのままなんですけど、楽屋だとけっこうワイワイとふざけていることが多くて。

金澤朋子 そうだね(笑)。

井上 私自身もすごくふざけるタイプなので、それに乗ってくれる人、突っ込む人、温かい目で見守ってくれる人がいてにぎやかだなって思いました。

―でも、れいれいさんはもともと人見知りだったんですよね?

段原瑠々 え!?

井上 そうなんですよね。高校2年生ぐらいまで人見知りだったんですけど、3年生ぐらいから治ってきました。

金澤 へぇ~。

―かなともさんと瑠々さんの反応からすると、れいれいさんが人見知りだったのは意外でしたか?

段原 はい、会ったときから全然そんな感じじゃなかったし、わりとすぐに心を開いてくれてみんなと騒いでいたので、のびのびしてくれていてうれしいです。あと、私は玲音ちゃんと同い年なんですけど、それまで私はJuice=Juiceの中だと後輩先輩それぞれとちょっと年齢が離れていて、同じ年代の子がいなかったのですごくうれしくて。同い年だからどうというのはないんですけど、なんか心強いというか、一緒にいると「いいなあ」って思います。

金澤 人見知りだったなんて信じられないぐらい、れいれいは最初からムードメーカー的な存在で、楽屋の雰囲気もこれまで以上に華やかになりましたね。これまでもみんなで集まって何かをする時間はあったんですけど、ひとりの時間もあればみんなが集まるときもあるっていう感じで波があったんです。だけど最近は、一度みんなが揃うとずっと一緒にいることが増えてそれはれいれいが加入してからだと思うので、そういう意味ではJuice=Juiceの雰囲気をよりよくしてくれたメンバーのひとりだと思います。

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