デスマッチのカリスマ、葛西純が語る人生観「俺の生きてる意味がここにあった」

映画『狂猿』葛西純©2021 Jun Kasai Movie Project.



―「こういうデスマッチをやろう」というアイディアって、常に考えてるんですか。

葛西:常に考えてます。ただなかなか閃かないので。大抵は、試合中に相手と戦っていて、閃くんですよ。それで実行するんです。

―それを具現化するときに、得意なイラストとかそういう発想力が役に立っている?

葛西:無意識のうちに、役立ってるんでしょうね。もともとそういう感性を持っているというか。それと、昔からホラー映画が好きなんですよ。自分がリング上でやってるデスマッチも、ある意味ホラーじゃないですか? 若い頃にデスマッチをやっていたときに、おびただしい出血をしたことがあって。血が出るとものすごい痛いは痛いんですけど、血を流して痛がってるだけじゃ何のインパクトも残せないなと思って。ここでインパクトを残すにはどういう表情をすればいいんだろうか? って、ふと考えたんです。そのときに、ホラー映画で血だらけの人間が「ニカッ」って笑うシーンを思い出したんですよ。ここで血だらけの自分がニカっと笑ったら相当気持ち悪いし、インパクトあるだろうなと思って「ニカッ」って笑ったら、その表情だけで湧いたんですよ。そういうのも自分が昔からホラー好きで観てきたものが繋がってるのかなって思います。自分が小さい頃、特に小学生の頃ってしょっちゅうホラー映画ってやってたんですよね。そういう影響はありますね。

―右目のメイクは、スタンリー・キューブリック監督の映画『時計仕掛けのオレンジ』の主人公・アレックスにインスパイアされているそうですね。あれもイカれた映画ですよね。

葛西:そうですね。あれも自分が好きな映画の1つで。だって、50年前の映画なのに、古さをまったく感じさせないぐらい映像がめちゃくちゃ綺麗で、すごいですよね。



Rolling Stone Japan 編集部

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