性的虐待の告発相次ぐマリリン・マンソン、被害者が語った暴行の一部始終

マリリン・マンソン(Photo by zz/KGC-03/STAR MAX/IPx)

米モデルのアシュリー・モーガン・スミスリーンが、元恋人のマリリン・マンソンから受けたとする性的虐待と性的暴行の詳細をPeople誌に語った。

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彼女は「この世でもっとも凶悪なモンスター」からレイプされ、殴打され、鞭打たれ、ナイフで切り付けられ、拳で口をふさがれ、防音室に閉じ込められ、血の誓いをするようそそのかされた、と告白。「恋愛関係の相手をレイプできる人がいるなんて思いもしませんでした」。People誌の動画の中で彼女はこう語った。「朝目が覚めたら相手が優しく体を重ねているのと、朝目が覚めたら体を縛られ、無意識の状態で犯されているのとでは全然違います。こっちは縛り上げられ、叫び声をあげて抵抗しているのに、相手はサディスティックに笑ったり、私の口をふさいだりするんですよ」

マンソンは広報担当者を通じてスミスリーンの告発を否定した。「彼女の話は嘘八百で、どこから答えたらいいのかわからないほどです」と、マンソンの広報担当者はローリングストーン誌に語った。「2人の関係は、関係と言えるならですが、1週間も続きませんでした」。スミスリーンいわく、交際は2010年から2012年まで続いたという。

スミスリーンは、女優のエヴァン・レイチェル・ウッドやエスメ・ビアンコをはじめ、マンソンを性的虐待で告発した十数人の女性の1人。ビアンコは先週マンソンをレイプと性的暴行で訴え、リリースされることのないミュージックビデオへの出演を餌に彼女をイギリスから呼び寄せたマンソンと元マネージャーのトニー・シウラ氏は性的人身売買法に違反している、と主張した。

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スミスリーンの話では、2人は写真家のタイラー・シールズがマンソンに彼女の写真を見せたのが縁で2010年の夏に知り合った。マンソンは制作中への映画に出演しないかと彼女を誘い、ロサンゼルスのルーズベルトホテルで落ち合った後、ウエストハリウッドの自宅へ彼女を連れて行った。彼はトルストイやナボコフ、外国映画など知的な話題で彼女を魅了したという。彼女はマンソンの音楽を知っていたが、好きではなかった。さらに、BDSMといった彼の性的嗜好については知らなかったという。

Translated by Akiko Kato

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