エズラ・ファーマンのカミングアウト「私はトランスの女性で、母です」

彼女はさらに、これまで自身の家族を守るために打ち明けてこなかった親子関係についても言及。「私は、以下に述べるような理由で、私が母であるということを打ち明けています。トランスジェンダーであることの一つの問題点として、一人の大人としてどう生きるか、またどのように子育てをして、幸せに長生きするかという将来のビジョンがあまりにも少ないということがあります。私たちに子どもが産まれたとき、私にはトランスジェンダーの女性が子育てをしている前例を全く見たことがありませんでした。ですから、私がその前例になります。私はトランスジェンダーの女性で、母親です。これはあり得ることなのです。これほど幸せで、自分を表現でき、トランスジェンダーであることを公言し、その上、子どもを持つことができるなんて、夢にも思っていませんでした。ですが今、それが実現しています。なぜなら、トランスジェンダーの人々も自分たちの望む人生を追い求めるに値するからです」と語っている。



エズラ・ファーマンは、2019年の『Twelve Nudes』以来となる自身の新曲についての知らせで投稿を締めた。昨年彼女は、Netflixオリジナルドラマの『セックス・エデュケーション』のサウンドトラックに『Every Feeling』を書き下ろしている。

From:Ezra Furman Comes Out: ‘I’m a Trans Woman and a Mom. This Is Possible’

Translated by Kazuhiro Ouchi

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