ボディカムの映像が明かす、シカゴ警察による両手を挙げた13歳の少年への発砲事件

Photo courtesy:Shafkat Anowar/AP


トレド氏は3月29日、シカゴ近くのリトルビレッジの路地で銃殺された。シカゴ警察は銃の発砲音の通報を受け現場に到着した後、近くの路地にトレド氏と21歳のルーベン・ロマン氏を発見し、彼らを追跡。4月10日になり、ロマン氏への公聴においてイリノイ州クック郡の担当弁護士ジェームズ・マーフィは、ロマン氏が何らかの理由で発砲したことにより警察へ通報が入ったという証拠の映像があるはずだと証言した。

弁護士マーフィによると、二人の追跡の最中、一人の警察官がロマン氏にタックルして彼を逮捕した一方で、もう一人の警察官がトレド氏に、動きを止めて両手を見せるようにと告げた。するとトレド氏は、右手に銃を構え警察官の方へ振り返ったので、警察官はトレド氏に向けて「銃を捨てろ」と言うと共に一度だけ発砲したと説明していた。

シカゴ・トリビューン誌によると、ボディカムの映像を精査したところ、トレド氏が逃走を止めた時点では、銃のような物体を右手に所持していることが確認できるが、トレド氏が振り返り両手を上げた際にはすでに銃を捨てていたようだ。トレド氏が立っていたフェンスの後ろに投げられた銃をライトで照らすような動きも記録されている。現場付近の駐車場のカメラからの映像では、トレド氏が何かをフェンスの後ろに投げ捨てているような様子が確認され、トレド氏が銃撃された後にはそこから銃が発見された。

Translated by Kazuhiro Ouchi

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