マハラージャンが語る、脱サラして向き合った社会へ示すオリジナリティ

マハラージャン


ー4曲目の「空ノムコウ」は、SMAPの名曲をリスペクトした曲なんでしょうか?

全く意識していませんが、どうなんでしょうね。(笑)ただ純粋に曲の雰囲気に合うタイトルとして「空ノムコウ」がいいと思ってつけました。開放感のある曲にしたいと思っていたので、デモを流しながら、空を見上げた時に、これ空ノムコウだなって気がしました。

ー目標や未来に対する不安への一種の開き直りがあるのかなと、聴いていて感じました。そこと開放感は関連性があると思いますか。

繋がっていると思います。この曲に関しては自分が会社を辞める大きな決断をしたことがベースになっているんです。手放すことと言葉のイメージ、曲の持っている開放感が上手くマッチしたと思っています。

ー5曲目「僕のムンクが叫ばない」は前作までに描かれていたような、頭の中をぐるぐる巡る思考が書かれているのかなと思いましたがいかがでしょう。

それはどっちもあります。例えば、SNSで政治的な発言は控えたほうがいいとか、偉い人にこう言われて嫌だったけど言えない、みたいなことってあるじゃないですか。そういうことを考えていたとき、ふと「僕のムンクが叫ばない」ってタイトルを思いついて。「ムンクの叫び」をモチーフにして歌詞にまとめてみようと思ったんです。この曲に関しては全部1人で演奏しているんですけど、叫びをテーマに作っているので、わりとシンセのボコーダーを多用して作っています。

ー参加されているミュージシャンも、ハマ・オカモトさんだったり、Ovallのmabanuaさん、Shingo Suzukiさんだったり名うての方ばかりです。もともと交流があった方たちなんですか。

本当にはじめましての方ばかりだったんです。メジャーになるにあたって、バンドでやりたいとレコード会社の方に言った時、ハマ・オカモトさんと石若(駿)さん、皆川(真人)さんがイメージに浮かんできて。「空ノムコウ」に関してはOvallのイメージなんですよねって言ったんですけど、それが本当に通るとは思わなくて。みなさんオファーを受けてくれたので、すごくうれしかったです。今も実感がないんですけど、全員本当に素晴らしい演奏でした。例えばハマ・オカモトさんと石若さんの2人の共演で作られた曲って、僕だけじゃなく、いろんな方が聴きたいと思うんですよね。そういうものが自分の作品で実現できて本当によかったです。

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