狂乱の青春映画『ロード・オブ・カオス』、主演ロリー・カルキンよりコメント到着

劇中キャストが扮するブラック・メタルバンド「メイヘム」

2021年3月26日より劇場公開中の映画『ロード・オブ・カオス』主演のロリー・カルキンが、日本に向けてメッセージ動画を公開した。

Filmarksの初日満足度ランキングで第3位を獲得し話題となっている本作。今回公開されたロリー・カルキンの動画では、60秒版の予告映像と共に本人が自室から愛猫と共に日本のファンへのメッセージを寄せている。

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また、2021年4月8日は本作でジャック・キルマーが演じたブラック・メタル界バンドMayhemのボーカリスト・デッドの没後30周年となる命日。当日は、日本のエクストリーム・メタルバンド「SIGH」の川嶋未来と、音楽ライターの増田勇一を迎え、映画の使用楽曲やその背景などを語るトークイベントをシネマート新宿で開催する。



<公開情報>



『ロード・オブ・カオス』

出演:ロリー・カルキン、エモリー・コーエン、ジャック・キルマー、スカイ・フェレイラ、ヴォルター・スカルスガルド 監督・脚本:ジョナス・アカーランド
脚本:デニース・マグナソン
原作:『ロード・オブ・カオス ブラック・メタルの血塗られた歴史』
音楽:シガー・ロス
撮影:パー・M・エクバーグ
編集:リカード・クランツ
原題:LORDS OF CHAOS
字幕監修:川嶋未来(SIGH)
アドバイザー:増田勇一
【2018年|イギリス・スウェーデン・ノルウェー合作|アメリカンビスタ|117分|R18+】
© 2018 Fox Vice Films Holdings, LLC and VICE Media LLC
配給・宣伝:AMGエンタテインメント、SPACE SHOWER FILMS
提供:AMGエンタテインメント

あらすじ:
1987 年、ノルウェー・オスロ。19 歳のギタリスト、ユーロニモスはヴォーカルのデッドたちとともに「真のブラック・ メタル」を追求する全く新しいバンド「メイヘム」の活動に熱中していた。デッドは、ライヴ中に自身の身体を切り刻み、観客にその血をかけた上、豚の頭を投げるなどの行為を繰り返し、その過激さもあってメイヘムは熱狂的にブラッ ク・メタル・シーンに受け入れられる。しかしある日、デッドはショットガンで頭をブチ抜き、自殺を果たした...。発見者のユーロニモスは、親友の脳漿が飛び散る遺体の写真を撮り、頭蓋骨の欠片を友人らに送付し、喧伝することでカリスマ化。レコードショップ「ヘルヴェテ(地獄)」を根城に、“誰が一番邪悪か”を競うインナーサークルを作り、王として君臨するようになる。しかし、メンバーのヴァーグが起こした教会放火を契機に、主導権争いは熾烈化。歯止めが効かなくなった果て、彼らですら想像しえなかった狂乱が待ち受けていた。

Rolling Stone Japan 編集部

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