音楽素材のサブスクサービス「Loopcloud」が広げていく新たな音楽の可能性

ーそもそもLoopcloudはどのようなサービスなのでしょうか?

一番、文字で伝えるのが難しい部分ですね(笑)。基本的にはどんなDAWにもオーディオプラグインとして接続可能なソフトウェアですね。Loopcloudを立ち上げると、中には様々なループ、シンセ、スタブ、エフェクトなど、世界中から集まった音が400万種類以上入っています。特にLoopcloudの画期的な部分が、中にトラックがある点なんです。例えば1トラック目にキックを選んで、それを聴いている間に2トラック目にシンセを選んで重ねてみる。選んだ音を重ねて流したまま、組み合わせを試せるんです。さらにUIの中のエフェクト機能も無料で。そこまで試して、最終決定の時にポイント購入で音をダウンロードできるというものです。

ー完成ギリギリまで組み合わせやエフェクトを吟味して、満足のいった段階で購入できるんですね。

そうですね。あくまで自分が考えている時間の方が打ち込んでいる時間より大事だと思うんです。自分が作りたい完成形の100じゃないにしても、70から80ぐらいは作ることができて、そこから詰める作業に入るまでの時間をかなり短縮できるソフトだと思います。

Rolling Stone Japan 編集部

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