ハロプロ各グループ総出演、約20000人を動員した「Hello! Projectひなフェス2021」

アンジュルムは昨年秋に新メンバー3名を迎え、新体制10名で初の「ひなフェス」参加となる。最新シングル曲「限りある Moment」でドラマティックに会場のボルテージを底上げしていきながらも、本人たちはMCでもひなフェスが楽しくて仕方がない様子。もう一つの最新シングル曲「ミラー・ミラー」ではアンジュルムならではのエネルギッシュな歌唱で畳み掛けた。


アンジュルム

そして、プレミアムパート前のラストをつとめたのがモーニング娘。’21。ひなフェスでは、3月31日に発売となるニューアルバム『16th~That’s J-POP~』に収録される新作から「恋愛 Destiny~本音を論じたい~」、「このまま!」の新曲を披露。つんく作詞・作曲 の「ギューされたいだけなのに」など、要所要所で鋭いボーカルを入れながらアグレッシブに攻め上げていく。ではフェスにふさわしい圧倒的なハイテンション・サウンドにのせて会場を盛り上げた。


モーニング娘。’21

また、終盤のプレミアムパート前にはその回のプレミアム担当グループの曲を他グル ープが合同でカバーするブロックも。1曲を2グループ合同(初日だけ1グループでのカバー有)でパフォーマンスし、組み合わされるグループも4公演全てバラバラという、贅沢なその回限りの共演が次々と繰り広げられた。

観客は全員着席、ソーシャルディスタンスをとりながら鑑賞というスタイルのライブではあったが、その分各グループ、各メンバーがステージで放つエネルギーの大きさと 眩さがより際立った公演であったともいえる。360 度に展開された観客席からは声援 の代わりにペンライトが振られ、パフォーマンスごとに大きな拍手が贈られた。ラストは幕張メッセの大ステージに全グループが一挙集結。全員でのパフォーマンスで華やかにライブを締めくくった。

Rolling Stone Japan 編集部

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