BEYOOOOONDSが語る意識改革 アイドルグループの一員として考えたこと

左から里吉うたの、山﨑夢羽、江口紗耶(Photo by Rika Tomomatsu)

2020年、BEYOOOOONDSの活動はコロナ禍で制限された。しかし、苦境においてどんな表現ができるのか12人はポジティブに考え、SNS中心に持ち前のキャラクターの強さを存分に発信。この未曾有の状況においてもなお、新たなファンを獲得するという結果を導いた。約1年半ぶりのシングルとなった『激辛LOVE/Now Now Ningen/こんなハズジャナカッター!』が前作に続いてチャート1位を獲得した裏にはこんな地道な努力があったのである。

今作の収録曲「こんなハズジャナカッター!」は、アイドル賛歌であり、BEYOOOOONDSの成長を歌った曲である。これまでの活動なくして歌うことのできなかった内容だし、この曲を歌えたこと自体がグループとしての成長の証だ。そこで今回のインタビューでは「成長」をテーマに、山﨑夢羽、江口紗耶、里吉うたのの3人に話を聞いた。コロナ禍においていかに12人の連携を高めたかという話からは、現代のアイドルグループらしい一面が見えた。

―新曲「こんなハズジャナカッター!」はアイドル賛歌であり、これまでのBEYOOOOONDSの成長を歌っている曲でもあると僕は感じました。ということで、今回は皆さんの成長にスポットを当てて話を伺いたいと思います。BEYOOOOONDSのデビュー以降、自分以外のメンバーの成長を感じることはありますか?

3人 ありますねえ! 

山﨑 私は、自粛期間が明けてからの岡村美波ちゃんの成長に驚いていて。すごく大人っぽくなったなって。これまではメイクとかヘアアレンジとか「みいみ、興味ないんだあ~」みたいな感じだったんですけど、最近は積極的に「このメイク、どこの?」って聞いてくるようになって、「大人になってる!」って。

里吉 私もめちゃめちゃ聞かれる! 私はメイクが好きなので自分でもいっぱいお勉強しているんですけど、「これってどうやったら上手くいくの?」って聞いてきてくれて、「みいみがメイク頑張ってる~!」みたいな(笑)、びっくりに近い感覚です。大人になっていくんだなあって。



―紗耶さんから見て、成長を感じるメンバーはいますか?

江口 私は小林萌花ちゃんです。最初、彼女は初々しくてほんわかした雰囲気だったんですけど、今は「ピアノが上手なふわふわした女の子」から「大人な女性」になったと思います。パフォーマンスも今までより堂々とした立ち振舞いになっていて……でも、みんな成長したと思いますね。過去のライブ映像をたまにメンバーみんなで観るんですけど、同じ曲でもみんな声が高いし、見た目も全然違っていて、メンバー同士でも「めっちゃ幼いね!」って話してます。

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE