スティング、エリック・クラプトンらとの名デュエットを集めた作品発表

スティング

スティングが、最新アルバム『デュエッツ』を2021年3月19日にリリースする。

今作は、スティングの名デュエットやコラボレーションから選曲して1枚のアルバムにまとめた作品。ライ・ミュージックのシンガー シェブ・マミとの「デザート・ローズ」、エリック・クラプトンとの「イッツ・プロバブリー・ミー」など、ジャンルも言語も超えて幅広い音楽性と先進性を示してきたコラボレーションをあらためて堪能できる。また、本作にはスティングによる全曲解説も掲載される。

関連記事:スティングが日本で語るポリスからの40年、グレタ・トゥーンベリと福島への想い

そして、3月11日にはアルバムから収録曲「マイ・ファニー・ヴァレンタイン with ハービー・ハンコック」が先行配信リリースされた。この楽曲は映画『阿修羅城の瞳』の主題歌としてレコーディングされた曲で、日本のみ発売中のアルバム『マイ・ファニー・ヴァレンタイン- アット・ザ・ムーヴィーズ』に収録されていたが、これが初の世界リリースとなる。



また、『デュエッツ』リリースに際し、亀田誠治氏、クリス・ペプラー氏、クリス松村氏、サッシャ氏、布袋寅泰氏によるコメントが公開された。

※以下、50音順
・亀田誠治(音楽プロデューサー・ベーシスト)
スティングとさまざまなアーティストが繰り広げるデュエット。このアルバムに込められた歌声は、今の時代に人と人との間に存在するもどかしいディスタンスを取り払って、人と人とのつながりを取り戻し、まるで僕らを世界旅行に連れて行ってくれるようだ。

・クリス・ペプラー(TV・ラジオ、パーソナリティー)
卓越したしたミュージシャンシップのみならず、唯一無二の存在感と声を持つスティング。
彼には孤高という言葉がよく似合う。そんなスティングも時折りデュエットをリリースしてきた。これらデュエッツはスティングが描く景色に新たな色彩を被せてくる。言い換えればスティングの描く物語に新たな登場人物、伏線が現れるかのようだ。

・クリス松村(音"楽"家(おんらくか)/タレント)
何て心地良いアルバム! 録音時期も場所もアーティストも音楽観も違うはずなのに…スティングがひとつに絡めてデュエッツ。音楽にジャンルなんて関係ないこと、世界はひとつというメッセージが込められているかのようなベスト・デュエッツ。素晴らしい音楽を残すために命を新たに吹き込むスティングの創作は素晴らしい!

・サッシャ(J-WAVEナビゲーター/タレント)
Hip Hop、レゲエ、ロック、フレンチ、ワールドミュージック・・・これほど多様なデュエット相手が集まるアーティストは他にいるだろうか? スティングの深い音楽愛と情感を詰め込んだ一枚。これは音楽を愛するオトナのためのアルバムだ。

・布袋寅泰
Stingの音と声には全てを委ねたくなるような独特の包容力がある。ポール・マッカートニー、矢沢永吉のバラードでも感じる、ベーシストならではの腰の据わった揺るがぬ色気の成す技か?個人的には共通の友人であるイタリアの至宝ズッケロとの”September” でのゆったりと空を染めるような深い表現にため息をついた。    



<商品情報>



スティング
アルバム『デュエッツ』

発売日:2021年3月19日(金)
日本盤のみSHM-CD仕様 / スティングによる全曲解説・日本語訳付、解説/歌詞・対訳付 / ボーナス・トラック1曲収録
DVD付デラックス盤:3850円(税込)
CD通常盤:2750円(税込)
ご予約はこちら:https://umj.lnk.to/sting-duetspr

=CD収録曲=
1. Little Something with Melody Gardot  
 リトル・サムシング with メロディ・ガルドー
2. It’s Probably Me with Eric Clapton  
 イッツ・プロバブリー・ミー with エリック・クラプトン
3. Stolen Car with Mylène Farmer  
 ストーレン・カー with ミレーヌ・ファルメール
4. Desert Rose with Cheb Mami  
 デザート・ローズ with シェブ・マミ
5. Rise & Fall with Craig David  
 ライズ&フォール with クレイグ・デイヴィッド
6. Whenever I Say Your Name with Mary J. Blige  
 ホェンエヴァー・アイ・セイ・ユア・ネーム with メアリー・J.ブライジ
7. Don’t Make Me Wait with Shaggy  
 ドント・メイク・ミー・ウェイト with シャギー
8. Reste with GIMS  
 レスト with GIMS
9. We’ll Be Together with Annie Lennox  
 ウィル・ビー・トゥゲザー with アニー・レノックス
10. L’Amour C’est Comme Un Jour with Charles Aznavour  
 恋は一日のように with シャルル・アズナヴール
11. My Funny Valentine with Herbie Hancock  
 マイ・ファニー・ヴァレンタイン with ハービー・ハンコック
12. Fragile with Julio Iglesias  
 フラジャイル with フリオ・イグレシアス
13. Mama with GASHI  
 ママ with GASHI
14. September with Zucchero  
 セプテンバー with ズッケロ
15. Practical Arrangement with Jo Lawry  
 プラクティカル・アレンジメント with ジョー・ローリー
16. None Of Us Are Free with Sam Moore  
 ナン・ノブ・アス・アー・フリー with サム・ムーア
17. In The Wee Small Hours Of The Morning with Chris Botti  
 イン・ジ・ウィー・スモール・アワーズ with クリス・ボッティ
*18. Englishman / African in New York with Shirazee
 イングリッシュマン/アフリカン・イン・ニューヨーク with シェラージー
*ボーナス・トラック

=DVD収録内容=
・Duets Interview & Track By Track with Sting
デュエッツ インタビュー&トラック・バイ・トラック
・September with Zucchero (Music Video)
セプテンバー with ズッケロ(ミュージック・ビデオ)
・Englishman / African in New York with Shirazee (Music Video)
イングリッシュマン/アフリカン・イン・ニューヨーク with シェラージー(ミュージック・ビデオ)

日本公式サイト:https://www.universal-music.co.jp/sting/

Rolling Stone Japan 編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE