セクハラ疑惑のクオモNY州知事、被害者の生々しい証言

疑惑が浮上したきっかけ

州知事に対する疑惑は、元側近のリンゼイ・ボイランさんがMediumに投稿したエッセイがきっかけだった。クオモ州知事の下で働いていた際に、州知事が性的に言い寄って不適切な行動をとったという。こうした出来事に加え、介護施設でのCOVID-19死者数を虚偽に報告していたという最近のスキャンダルも相まって、ニューヨーク州上院多数党のアンドレア・スチュアート・カズンズ院内総務は州知事の辞任を要求する事態となった。

「セクハラ疑惑、有害な職場環境、介護施設のCOVID-19データに関する信憑性の欠如、主要インフラ建設計画についての疑問など、公務から気を逸らすような話題が毎日次から次へと出てきます」とスチュワート・カズン院内総務は声明を発表し、「日常的な騒動がない状態で政治を行う必要があります。クオモ州知事は辞任してしかるべきです」

州上院少数派のウィル・バーレイ共和党院内総務も、州知事の辞任を求める声明を発表した。「度重なるセクハラ疑惑、そして介護施設での犯罪行為の隠蔽疑惑を受け、アンドリュー・クオモ州知事から出てきたのは弁解と釈明、中途半端な謝罪でした。彼はただちに辞表を提出するべきです」

州知事は記者会見で女性たちへの行動を謝罪しようとした。「意図的なものではありません。心より深くお詫び申し上げます」と州知事。「とても心苦しく思っており、正直、恥ずかしいと感じています」

だがヒントンさんは記者会見を見て「頭にきた」とワシントン・ポスト紙に語った。また州知事が自分の話を否定していると知り、「告発者を攻撃するのは、権力のある男性が自分の身を守ろうとする典型的なやり方です」と述べた。

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from Rolling Stone US

Translated by Akiko Kato

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