yukaDD(;´∀`)が本気で狙うグラミー賞、21歳のシンガーの本気を訊く

ーオーディションに合格して、2週間後にはロサンゼルスでレコーディングをされたんですよね。何かに繋げなきゃっと思っていたところから、一気に物事が進んで、当時はどのような心情でしたか?

合格を知らされる前、授業中に牛丼を食べているタイミングで校長先生に呼び出されたんですよ。あ、バレた! 怒られるのかなって思いました(笑)。そしたら、「オーディションに合格したよ」と教えてくださって。「2週間後にロサンゼルスでレコーディングが決まったから行くんだよ」って言われてすごく驚きました。「評価してくれていて、チャンスだから行ってきなさい」って背中を押されましたね。

ーレコーディング当日はどうでしたか?

Jinさんが作ってくださった、アルバム『21×21』の中に収録されている「HIGH SCHOOL FUNK!!!」という楽曲があるんですけど、これを初めて録りました。

ー事前に曲はもらっていたんですか?

ロサンゼルに行って、曲をもらって、次の日レコーディングという形でした。

ーそんなに急に!?

そうです(笑)。その時点で試されているなと思ったので、絶対明日までに完璧に歌ってやるぞという気持ちで準備しました。最初は「HIGH SCHOOL FUNK!!!」の英語バージョンだったんですけど、1日で全部ハモリまで覚えて臨みました。



ー歌い始めのyukaさんのヴォーカルはアドリブなんですか?

アドリブです。トラックを最初に出すから、自分で適当にアドリブで歌ってくれというふうにJinさんから言われて。あ、これは求められているなと感じたので、絶対かっこいいアドリブを作るぞという気持ちで歌いました。今までなかなか道が決まらなかった分、絶対ここでチャンスを掴むぞと思っていたので。

ーJinさん含め、みなさんの反応はどうでした?

「おお…‥」みたいに言ってくださいました(笑)。うれしかったですね。

ーエンジニアも海外の方?

日本の方だったんですけど、宇多田ヒカルさんをやっているエンジニアさんとやらさせていただいて。内心はどうしようってドキドキだったんですけど、絶対緊張している姿は見せないと思って根性でやり遂げましたね。

ーロサンゼルスにはどれぐらい滞在していたんですか?

滞在したのは10日間ぐらいです。ほぼレコーディング、あとヴォーカル・トレーニングとかでしたね。なので、ロサンゼルスの雰囲気を味合わないまま終わりました。

Rolling Stone Japan 編集部

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