yukaDD(;´∀`)が本気で狙うグラミー賞、21歳のシンガーの本気を訊く

ーyukaさんは音楽やダンスを学べる大阪スクールオブミュージック高等専修学校(以下、OMS)に通っていたんですよね。どうしてOMSに入学しようと思ったんでしょう?

小さい頃からずっと歌とダンスをやってきたんですけど、中学~高校ぐらいの時に挫折を味わったんです。周りが進路を決めたり、同じスクールの子がデビューしていくのを見ていく中、自分は道が全然見つからない。中学~高校の6年間、何も繋がらなかったら、歌自体を諦めようと考えていました。それに気づいた母が「yukaにはまだ頑張れる力があると思う。その力を使わずに諦めてしまってもいいの?」と声をかけてくれて。それを聞いた時に、歌ともう一度しっかり向き合って頑張ってみようと思ったんです。なので、母の言葉もきっかけです。

ー中高生のうちにそこまで明確に未来を決めるのは早熟ですよね。

結構焦っていましたね。同じスクールで一緒にレッスンしていた子がどんどん前に踏み出している中、自分は全然踏み出せていない状態が焦りの原因だったかもしれないです。

ーどうしてそこまで歌うことに強い想いを持っていたんですか?

歌うことは昔から好きだったんですけど、きっかけは亡くなった大好きなおじいちゃんでした。幼い頃、おじいちゃんが入院していて、何か喜ばせたいなと思ったんです。そこで歌を歌ってあげると、本当にすごく喜んでくれて。その時に歌って、素晴らしいものだなと感じて。歌い続けたいなって幼いながらに思いました。

ーその時は何の曲を歌ったか、覚えていますか?

演歌を歌いました。おじいちゃんは島津亜矢さんの曲がすごく好きで、よく歌っていたんです。BS『にっぽんの歌』を一緒に観ていた影響かもしれない。その当時4~5歳で、着物を着て、こぶしを握って立って、演歌歌手の真似をしていました。小さい頃はそれぐらい演歌歌手になりたかったんです。私の歌を聴いて、こんなに喜んでくれる人がいるんだというのが、すごい衝撃やったんですよ。「もっとたくさんの人に歌を聴いてもらって、喜んでほしいな」って強く思いました。それが歌を続けられた理由かもしれないですね。

Rolling Stone Japan 編集部

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