コロナ禍で大きく浸透したClubhouse、人々が没頭する理由とは?

Photo Illustration by Rafael Henrique/SOPA Images/LightRocket/Getty Images

新型コロナウイルスの蔓延が始まって間もない頃、二人の技術者が新たなソーシャルネットワーキングサービスを開発した。このサービスの名前はClubhouse。世界初の形態を持つアプリだった。

投稿も、写真も、動画もない。アプリのホーム画面はベージュに白の「ルーム」が並んでいるだけだ。おそらく面識のないであろう人々が、警察の横暴、音楽、セックスなど、誰もの意識にあるものをなんでもトピックにして集まっている。ユーザーたちは誰もがモデレーターになれるし、ルームをホストすれば誰をスピーカーに選ぶかもコントロールできる。オーディエンスたちはただ聴いていることもでき、または何か言いたければ発言することもできる。こうしたアクションが全てイヤホンの中で行われているのだ。

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最近Pinterestへ企業を売却した企業家のポール・デイヴィソン、そして元Googleのエンジニアのローハン・セスの二人によって始められたこのアプリは、フィルターや取り繕う必要などなしに、人々が自然に会話しアイデアを交換するための手段だった、と彼らはのちに綴っている。初めは数千人の規模でテストが行われていた。最初のユーザーたちは、シリコンバレーのベンチャーキャピタリストや、金の流れやインフルエンスを作り出す立場にある人々だった。Clubhouseという名の通り、初めは彼らのように時代の最先端を行くほんの少数を招待するというものだった。そして大きな資金が流れ込んできた。ベンチャーキャピタルの巨人、アンドリーセン・ホロウィッツがローンチ後1週間で1200万ドルを投資し、9カ月目には株価は10億ドルにまで上った。

Translated by Kazuhiro Ouchi

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