BABYMETALが語る、ヘヴィメタルから教えてもらったこと

左:SU-METAL(Vocal & Dance)、右:MOAMETAL(Scream & Dance)(Photo by OGATA,Hair and Make-up by aya watanabe, Styling by Shohei Kashima <W INC.>)



前日に決まったスクリレックスとの共演

ーメタルにまつわる話をしてきましたけど、Apple Music 1のDJでもあるゼイン・ロウに取材した時に「BABYMETALはオルタナティブなグループの中で、最もエキサイティングなライブアクトの一つ」と語っていたのですが、メタルの未来を担うグループという見方もされつつ、そうじゃない面白がられ方をしているのもBABYMETALの特徴ですよね。レディー・ガガやレッチリとの共演も然り。

SU-METAL:ある意味、BABYMETALは“BABYMETAL”というジャンルなのかもしれないです。それはもちろんメタルに対するリスペクトもあるし、進化した新たな音楽を生み出してるからこそで。レディー・ガガさんのサポートをやらせてもらった時も、どちらかと言うとポップスをメインで聴いてる客層の方々ばかりだったんですけど、衣装が可愛いとか振付が面白いとか、BABYMETALを好きになってくれる入口はみんな違う感じがして。音楽ってジャンル分けされてるけど、実はそういうのってあんまり関係ないのかもしれない。見方によってはもしかしたら私たちはポップスなのかもしれないし、違う音楽なのかもしれない。人によっては「これはメタルじゃない」って思うのも、それはそれでいいと思うんですよね。

MOAMETAL:本当にその通りで、BABYMETALはつくづく固定概念をぶっ壊してるグループだと思いますね。今もなおメタルじゃないっていう風に言われることも多いですし……。グラストンベリーに出た時も盛り上がってくれてる人もいれば、もちろん捌けていく人もいたわけで、そうやって好き嫌いが分かれるからこそ楽しめるというか、熱中してくれてる人もいると思うので、面白い音楽ですね(笑)。私自身はいろんな音楽のジャンルの中間にいられればいいなって。それこそ架け橋というか、何かと何かをつなぐ存在が常にBABYMETALだったらめちゃくちゃ幸せだなと思いますね。



ーそういう意味で僕が印象深かったのは、2015年のULTRA JAPANのスクリレックスのステージにサプライズで登場したことです。その時現場にいてめちゃくちゃビビったんですけど……。

MOAMETAL:私たちもびっくりしました!

ーあの日の共演について何か覚えてることはありますか?

MOAMETAL あれは、イベント前日にお話があって。ステージに立っていても私たちが出ていいのか分からないというか(笑)、メタルとは畑が全然違うところじゃないですか。すごく不思議な感覚でしたね。

SU-METAL:EDMのフェスってBABYMETALからしたら普通はアウェーになると思うんです。でもスクリレックスさんがミックスしてくれた「ギミチョコ!!」だったから、お客さんも自然とノッてくれて、BABYMEATLの曲ってそういう力も持ってるんだなって。私たちは出るまで大丈夫なのかな?って不安だったんですけど、出たらすごくアットホームな感じで。「いいよ! おいで!」って感じだし、お客さんも盛り上がってるし。そういう音楽にも化けるんだなって思いました。

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