コロナ禍で世界進出した日本人アーティストから探る、アフターコロナの音楽シーン

Kirk(左)とDANTZ(右)

新型コロナウイルスによって、音楽を取り巻く環境は大きく変化した。ライブやフェスといった興行が一切できなくなった一方で、DTMソフトや楽器、レコードの売り上げは拡大しているという。これは、先の見えない鬱屈とした世界の中で、音楽に癒されたり鼓舞される人や、言葉にできない想いを表現しようとしている人が増えているということでもあるのではないだろうか。そう考えると、“アフターコロナ”の世界での音楽シーンは大きく変化していくのかもしれない。

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ノンバーバルなコミュニケーションである音楽は、国境や人種を超えていく。シーンの人口が増えれば、きっと世界に何か面白いことが起きていくはずだ。

音楽活動の全てにおいて「やりづらい」状況が続いた2020年、米ユニバーサルミュージックグループから「Lemon Soda Music」を立ち上げ、世界に羽ばたいた日本人DJ/プロデューサーのDANTZと、ラッパー/シンガー/プロデューサーのRay Kirkはまさにこれからの時代の先駆者なのかもしれない。大変革期の音楽シーンの先端にいる二人の話には、これからの時代の音楽シーンを考えるヒントが隠されていた。

Rolling Stone Japan 編集部

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