BACK-ONが振り返る15年の歩み、未来へ向けたセルフカバーを語る

―お互いの良さも改めて確認できた感じですか?

TEEDA:そうですね。結成当時から、KENJIって勢いがあってすごく突っ走るタイプで、結構ヒヤッとする場面も多かったんです。でも今の2人体制になってから「あれ? こんなに細かかったっけ?」っていうぐらい、これを出したらどうやって見られるのかとか、ビックリするぐらいすごく緻密に計算して考えてる部分があって。それを尊重した方が良いなと思うようになったというか、結構任せちゃいますね。意外と親目線、兄弟目線で見てたけど、2人になったらスゲえなって。なんで今までやってこなかったんだろう? っていうのもあるけど(笑)。

―以前はもっと危うい存在だった?

TEEDA:だけど、それが良かったんですよね。デビュー当時はKENJIと僕の2MCで前にドーンと出ているので、どっちも勢いで行ってたんですけど、だんだん揉まれていくうちに色んな役割が出てきたりして。KENJIって戦隊もので言うとレッドで、ドカーンと行くタイプのイメージなのが、だんだん緻密になってきてすごいなと思ってます。

KENJI03:やっぱりそれって、2人体制になったのが大きいですね。4人体制の方が、人に任せている部分が強かったんだろうなっていうところもあったし。逆に僕が今回TEEDAに対して思ったのは、常に安定している人なんだなって。どんなときもラップがブレないところはさすがだなって感じました。安定の4番打者というか。僕は1番か2番でいきなりバントして走って逃げきれるかアウトになるかみたいなタイプだったので(笑)。

―戦隊もののレッドと4番打者のコンビが今のBACK-ON?

TEEDA:はははは(笑)。

KENJI03:すごく不思議な組み合わせですけどね(笑)。

Rolling Stone Japan 編集部

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