I Don't Like Mondays.が語る、パブリックイメージへのカウンターで生まれた5曲

ーじゃあ「ミレニアルズ 〜just I thought〜」の存在が大きかったわけですか。

YU:うん。それはコロナになったことが大きいですね。いつもなら4人で集まって、その場で音を鳴らしながら曲を作ってきたんです。だけどコロナ禍になって、どうしてもリモートで曲作りをせざる得なくなった。「ミレニアルズ 〜just I thought〜」は手初めてとしてリモートで曲を作ろうと完成させたものだったので、もしかしたらコロナがなかったら全然違う形になっていたかもしれないですね。

SHUKI:このメロディがなかったら、この歌詞にもなってないしね。

YU:本当に色んなことが重なってできた曲だと思います。「ミレニアルズ 〜just I thought〜」は環境問題について歌っているんですが、僕自身が日々生きている中で環境について熱心に考えているのかと言ったら、そうではなくて。むしろ普通の人が持っている知識と同じくらいなんですよ。まさか自分が環境問題を考えなければいけない曲を書くなんて、夢にも思ってなかったです。



ーどうして環境問題の歌を作ろうと思ったんですか。

YU:曲を聴いた時に映像が見えたんですよ。環境のこと、地球のこと、人類のことを歌わなきゃいけない時が遂にきてしまったかと思いましたね。

ー音に導かれて歌詞の着想が浮かんだと。

YU:そうそう。とはいえ自分はドライな人間なので、押し付けがましい歌詞は嫌いだし、「もうちょっと考えなさいよ」と言われたくない。自分のような考え方の人が、俺と同じように考えてくれたら良いなって思いで仕上げた曲ですね。

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