真心ブラザーズ東名阪ツアー完遂 日本青年館で魅せた真心らしい一夜

「パッチワーク」に続いて「炎」が始まると、ステージ後方の、『Cheer』のジャケットのチア子さん(タナカカツキ画)のバックドロップが上がり、お立ち台の上に「炎」のMVに出演したキッズ・ダンサー、実紗・莉音・海優の3人が登場。ステージを縦横無尽に移動しながら、MV以上にキレキレのダンスを見せる。YO-KING、3人がそばに来るたびに、一緒に踊ろうとするも、たちどころに付いていけなくなり、歌いながら照れ笑い。


Photo by shibata eri

「ENDLESS SUMMER NUDE」「JUMP」と、長年ライブのハイライトを担い続ける2曲で本編は終了。アンコールで再登場、1999年のアルバム『GOOD TIMES』から「突風」をプレイしたあと、桜井が2月20日(土)の中野サンプラザを告知する。年一回、中野サンプラザで、MB’sと共に10人編成で行うのが恒例になっているこのライブ、今回は昨年の振替公演なので、昨年のままの「はしゃぎすぎてる春の大人さ2020」というタイトルである。当初は1日2公演で開催する予定だったが、二度目の緊急事態宣言を受け、19:30開演で組まれていた2回目のステージは見合わせ、1回だけの公演になった。

「このタイトルを付けた頃には、まさかこんな世の中になるとは……のんきな時代に生きてたんだな」と、桜井。それをYO-KINGが、「でも、はしゃぐのは自由だから、いいんじゃないですか?」と受ける。

そして、最後に演奏されたのは、2006年のアルバム『FINE』から、「Rolling」だった。1F席も2F席も、身体を揺らしたり、腕を振り上げたり、ハンドクラップをしたり、思い思いのアクションで、ステージにエネルギーを投げ返した。

なお、このライブのStreaming+の配信は、2021年2月6日(土)23:59まで、アーカイブでの視聴が可能。

文:兵庫慎司



<ライブ情報>

真心ブラザーズ
「Cheer up!006」

アーカイブ配信:2021年2月6日(土)23:59まで
視聴料:視聴券 3500円(税込)
オマケ付視聴券:4000円(税込)
※ツアー3公演のライブ&オフショット写真をデジタルフォトにてプレゼント!
視聴券販売期間:2021年2月6日(土)21:00まで
受付URL:https://eplus.jp/magokorobros-s/

ライブ「はしゃぎすぎてる春の大人さ 2020」

2021年2月20日(土)中野サンプラザ
時間:15:15開場/16:00開演
チケット料金:前売り 指定席 6500円(税込/未就学児童入場不可)
※お一人様2枚まで。当日500円up

真心ブラザーズオフィシャルHP:http://www.magokorobros.com/

Rolling Stone Japan 編集部

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