ポール・マッカートニーのソロ名曲ベスト40選

ポール・マッカートニー(Photo by Robert R. McElroy/Getty)

昨年12月には、ロックダウン中に全て自分で作詞作曲&録音した『マッカートニーIII』で全英チャート1位を獲得。いまだ創作意欲の衰えぬポール・マッカートニーのソロワークを振り返る。お馴染みの大ヒット曲、サイケな逸品、パンク、フォーク、ディスコ、ありふれたラヴソングまで、ビートルズ後の代表的なソロ楽曲をリストアップした決定版ランキングをお届け。

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「ビートルズの功績には誇りを感じている」とポール・マッカートニーは、1978年にローリングストーン誌のインタビューで語っている。「とても大きなことを成し遂げた。僕らが多くの人々に大きな幸せをもたらしたと皆が口々に言ってくれるが、その通りだと思う。ただの社交辞令だとは思わない」とマッカートニーは述べた。

1970年のマッカートニーのソロデビューが、ザ・ビートルズの終焉を決定づけた。しかしビートルズ解散後に始まった彼のソロキャリアは、世界中の人々へ幸せを拡散しようと活動を続けたビートルズのヴィジョンを最も忠実に継承している。「Maybe I’m Amazed」「Jet」「Band on the Run」などのヒット曲から、「Monkberry Moon Delight」といった隠れた名曲にまで、マッカートニーの溢れ出るインスピレーションや強い願いが込められている。

ローリングストーン誌によるベスト40のランキングは、歌詞に問題があるとして放送禁止になったロックンロール曲「Hi, Hi, Hi」がトップ10入りしていたり、世界的に売れた「My Love」がランクインしていないなど、論議を呼ぶかもしれない。リストアップした楽曲はポップから、フォーク、パンク、ディスコまで多岐に渡る。またありふれたラヴソングの中にも、歴史に残る本当に素晴らしい作品があるのだ。

※編註:本記事は2017年9月に初公開された。

Translated by Smokva Tokyo

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