ポール・マッカートニーのソロ名曲ベスト40選

ポール・マッカートニー(Photo by Robert R. McElroy/Getty)


24位「Hope of Deliverance」(邦題:明日への誓い)
収録アルバム『Off the Ground』(1993年)

「ラテンアメリカの雰囲気に乗せた世界へ向けたメッセージソングだ」とマッカートニーは表現している。シンコペーションによる軽快なリズムに合わせたロビー・マッキントッシュとのスパニッシュギターのソロの掛け合いは、緊張感すら感じさせる。米国ではヒットしなかったものの、冷戦後の東欧では作品の持つ楽観的な雰囲気が新鮮で、深い共感を呼んだ。




23位「Listen to What the Man Said」(邦題:あの娘におせっかい)
収録アルバム『Venus and Mars』(1975年)

ヴァン・マッコイの「The Hustle」には及ばないかもしれないが、マッカートニーの「Listen to What the Man Said」はセッションプロのトム・スコットによる熱いサックスをフィーチャーした魅力的で洗練されたグルーヴで、ディスコ時代の幕開けに彼がしっかりと適応していたことを示している。「“The Man”は神とも取れるし、色々な解釈ができる」とマッカートニーは言う。「夏にピッタリの曲だ。」




22位「Monkberry Moon Delight」
収録アルバム『Ram』(1971年)

不気味な深夜のファンタジー。エキゾチックな曲調のハードなピアノのリフに乗せて、「鼻の上に乗っているのはピアノだ」とマッカートニーが唸る。「抽象画のようなものさ」と彼はローリングストーン誌に語っている。「おい、あれはコカインか?」と聞かれて「いいや、彼の鼻の上に付いているのはピアノさ。シュールレアリズムの絵画を見たことがないのかい?」といった感じだ。




21位「You Gave Me the Answer」(邦題:幸せのアンサー)
収録アルバム『Venus and Mars』(1975年)

マッカートニーに「一緒に踊っていただけませんか?」と言われれば、なかなか断れないだろう。「You Gave Me the Answer」は、ビートルズ時代の「Honey Pie」や「Your Mother Should Know」といった昔懐かしいミュージックホールの雰囲気を彷彿させる。ルディ・ヴァリー張りのソフトシュー・クルーニングで「君は愛に対する永遠の答えを僕にくれた。僕は君を愛している。君も僕のことが好きなんだね」と歌う。


Translated by Smokva Tokyo

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