SEVENTEENが語る大所帯グループの強み「僕らは多種多様なスタイルを表現できる」

全米進出と2021年の展望

―K-POPグループはダンスの振り付けで、歌詞にビジュアル的な要素を盛り込むことで知られています。ホシはパフォーマンス・ユニットのリーダーとして、どんな風に制作しているんですか?

ホシ:パフォーマンスを考える際、ビジュアル的な要素は僕らが一番重視している点です。曲特有のエネルギーや雰囲気を、動きを使って視覚的に解釈しようと心掛けています。曲ごとに違うやり方でアプローチしつつ、曲のジャンルも考慮に入れています。

ディノ:どれだけ多様なコンセプトを伝えたいかとか、パフォーマンスをもっと斬新でオリジナリティあふれるものにするためにはどうしたらいいか、ということを考えています。

―「;[Semicolon]」のテーマは、一息つく瞬間を大事にして、休息の重要性に気付く、というものでしたが、まさに2020年の出来事にぴったりだったと思います。皆さんは一時停止ボタンを押す機会をどう見つけているんですか?

ジョシュア:そうですね、僕らには一息つくのにこれといって決まった時間はありません。でもチャンスがあったら、例えばスケジュールが全部片付いたときなどは、ワインを飲んだり、Netflixを見たり、新しいことを学んだりしています。

―そうしたつかの間の休息で学んだことを教えていただけますか?

ジュン:僕らはそういう時に、アイデアを蓄積してきたんだと思います。言うまでもありませんが、僕らはひたすら仕事に集中してきました。もちろん少し休憩もしますし、それぞれ自分の趣味をして過ごしたりもしました。普通の日常生活ではなかなか味わえない、リラックスな気分にもなれました。

―2021年は、ジェームズ・コーデンの深夜番組に出演して正式に全米デビューを果たしました。全米デビューに関して、今後はどんなことをしていきたいですか?

ウォヌ:インターネットでしか見られないアメリカの有名TV番組に自分たちが出演するなんて、ものすごいことです。すごくワクワクしています。

DK:『レイト×2ショー』では世界的に有名なアーティストが多数出演したのを見てきました。だから自分たちが出られるなんて、すごくうれしいです。今まで僕らのことを知らなかった多くの人たちにアピールできたらいいですね。

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―ジョシュアはアメリカ育ちですが、アメリカで正式にデビューする気分は如何ですか? たしかMAXとコラボレーションしたいと言っていましたね。

ジョシュア:最高です! アメリカでデビューできるなんてとても光栄です。曲を聴いて育ってきた尊敬するアーティストもこの番組に出演していたので、僕もジェームズ・コーデンの番組に出るのがずっと夢だったんです。MAXの音楽性は本当に心から素晴らしいと思うし、絶対彼とコラボレーションしたい。最新アルバムを聴いて、彼への敬意がますます強くなりました。

―アメリカのファンは、これからもっとプロモーションを期待してもいいでしょうか? 他に2021年の予定や、アメリカでの活動計画はありますか?

スングァン:『レイト×2ショー』を皮切りに、今年はさらに積極的にプロモーションしていくつもりです。アメリカをはじめ、世界中のCARATに会えるのが楽しみで仕方ありません。2021年はハッピーで、かつ健康な形でお会いしましょう!


From Rolling Stone US.

Translated by Akiko Kato

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