SEVENTEENが語る大所帯グループの強み「僕らは多種多様なスタイルを表現できる」

13人で活動することの強み

―SEVENTEENはK-POP界では誰もが知る存在ですが、まだご存知でない人たち向けに、ご自身の言葉でどんなグループか紹介していただけますか?

エスクプス:SEVENTEENは13人からなるチームです。メンバーはそれぞれ3つのユニットに別れていて、最終的には1つのグループを形成しています。その数字(13+3+1)を全部合わせるとSEVENTEEN。僕ら13人はそれぞれ経歴も得意技も違っていますが、そうした違いを活かして僕たちにしかできないことを生み出し、音楽作りやパフォーマンスをしています。

―SEVENTEENのような大御所グループは、とくに欧米マーケットではそれほど多くありません。10人を超えるメンバーを抱えることで、グループの雰囲気にどんな影響がありますか?

ミンギュ:メンバー1人1人がとてもやる気でエネルギッシュ。全員が集まると、そうしたやる気やエネルギーが13倍になるんです。チームワークは最高ですし、サポートしてくれる素晴らしい人にも大勢囲まれていて、とても感謝しています。僕らは音楽やパフォーマンスを通じて自分たちのストーリーを届け、チーム全体としてアイデンティティを着実に確立しています。

ジュン:パフォーマンス的には、SEVENTEENの強みは大勢のメンバーがそれぞれの個性を発揮しながら、グループ全体として統一していることですね。13人いますから、幅広い多種多様なスタイルを表現できる。その点が、僕らならではだと思います。



―ひとつのグループに3つのユニットが存在するというコンセプトは、ステージ上でも効果を発揮していますね。3ユニットというアイデアが生まれたきっかけは何ですか?

ジョンハン:13人組としての多面的な性質や、無限の可能性を見せたいと思ったんです。これを実現するにはどうするのが一番いいか、知恵を絞りました。そして最終的に、3つの独立したユニットを作るのが一番いいだろうという結論に達したんです。

―SEVENTEENはメンバーが制作プロセスにも積極的に参加する数少ないグループのひとつです(ウジは「;[semicolon]」の全6曲を共同作曲、ホシは振り付け責任者)。「セルフプロデュースするアイドル」という立ち位置で打ち出すことに、プレッシャーはありませんか?

バーノン:僕らが音楽について話し合う時は、全員が率直に意見を出し合って、積極的に会話を進めます。いったん話し始めると1時間はアッという間ですね。僕らはそういう時間が一番ハッピーなんです。僕個人的にもチーム全体としても、貴重な意義あるプロセスです。この先もこうやって切磋琢磨していきたいですね。

ディノ:音楽を通して僕らの物語を世界と共有するのはすごくワクワクします。僕らにとってはすごく大事なプロセスなんです。いつも楽なわけじゃありませんが、本当にありがたいと思っています。いつか振り返った時いい思い出になるような、やりがいのある体験ですから。とくに、僕らの音楽をいつも聞いて楽しんでくれるCARAT(SEVENTEENファンの公式名称)のみんなには感謝しています。

Translated by Akiko Kato

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