LOW IQ 01の青春時代 「スラップ奏法に目覚めた1989年」

LOW IQ 01


ー確かに毎回言ってますね(笑)。

ずっと遊んでいるんですよ(笑)。でも、当時はちょっとだけアルバイトもしてたかな。そういえばアルバイトの話は一回もしたことがなかったよね。初めにアルバイトしたのが1987年の16歳の時、都立大学にあった居酒屋「村さ来」で。ここは何回も辞めたり入ったりしたりしていたけど、1989年はそこに一番長くいたかな。なんでそこで何回もアルバイトしているかというと、当時ギターが欲しかったんだよね。今The Birthdayのギタリストのフジイケンジくんが在籍していたバンドをよく観に行っていて、その時フジケンが使っていた国産のGrecoのセミアコを俺も欲しいなと思って、アルバイトを頑張った。その時までは、テレキャスターとかレスポールを使っていたんだけど、1989年はサイコビリーとかのジャンルの音楽にどっぷり浸かった年でもあって、だからセミアコを欲しがったんだと思う。



ーそこで箱物にいったわけですね。

そうそう。フジケンがセミアコをギターケースに入れないで、モッズパーカーに縛って背負っているのがすごいかっこよくてさ。「それなに?」って訊いたら、まさかモッズパーカーにギターを包んでいて(笑)。そのギターが欲しくて、サイコビリーとかロカビリーはやっぱり箱物だなと思ったんだけど、のちに分かったんだけどラヴ・タンバリンズの斎藤圭市さんもまるっきり同じギターを使っていて。国産だけどいい音するって話をよくしてたなあ。そんな1989年だね。

ー当時の世の中的な部分でよく覚えてることはありますか?

1月に昭和天皇の病状のニュース速報が流れてくるのをすごく覚えているなあ。あとは消費税導入も1989年か。当時は「消費税ってなんだよ!」と思ったもんね。よくテレビでDAIGOが、当時は周りに色々言われたって話するじゃん。当時は価格が100円って書いてたら本当に100円で、ジュースを買うにも100円でワンコインで買えたのに、面倒くさいなって思ったよね。でも、今となっては消費税がなかったら世の中大変なことになっていると思うし、この時に導入して良かったのかもしれないね。

Rolling Stone Japan 編集部

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