AUTO-MOD山岡重行と手島将彦が語る、閉塞した社会におけるサブカルチャーの重要性

山岡重行(左)と手島将彦(右)

「アーティストのメンタルケア」が近年、注目を集めている。日本では2019年、音楽学校教師で産業カウンセラーの手島将彦が、書籍『なぜアーティストは壊れやすいのか? 音楽業界から学ぶカウンセリング入門』を上梓。洋邦問わず、ミュージシャンたちのエピソードをもとに、カウンセリングやメンタルヘルスに関しての基本を記し、アーティストやその周りのスタッフが活動しやすい環境を作るべきだと示した。

一方、日本のロック史において、80年代からユニークな存在感を放つバンドAUTO-MODの元メンバーであり、ユニークネスを研究する社会心理学者として聖徳大学心理学科の専任教員も務める山岡重行。サブカルチャーへの造詣も深く、血液型、オタクや腐女子といった分野を中心に、データを用いてステレオタイプを否定していく、"闘う心理学者"とも呼ばれている。

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そんな2人による対談を敢行。多数派から少数派に対する差別的な見方や、ミュージシャンやサブカルチャーと社会の関係性について語り合ってもらった。

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