デヴィッド・ボウイ(Photo by Rob Verhorst/Redferns/Getty)
2020年1月10日、五周忌を迎えたデヴィッド・ボウイ。彼の長いキャリアにおいて、特に人気のあるミュージック・ビデオを紹介する。(US版記事初出:2016年1月10日)2016年にデヴィッド・ボウイがこの世を去ってから、インターネット上に公開されているボウイのMVにファンが殺到。VevoやYouTubeでは過去に例を見ない再生回数を記録した。記憶に残るシングル曲のビデオクリップを見ることは、世間をあっと言わせたアート感覚と斬新な音楽を自由自在に融合させたロックスターを追悼するにあたり、最もふさわしい手段だった。本誌はボウイのファンに向けてMVの人気投票を開催。集計結果は以下のとおり。
●【画像を見る】デヴィッド・ボウイ五周忌 象徴的な写真で振り返るアイコンの変遷10.「モダン・ラヴ」(1983年)ボウイがそれまでのメタファーを捨て、ゴスペルのような会場との一体感を目指したシングル曲。ブカブカの黄色いスーツに身を包み、ビッグバンドを率いている。アリーナ席の観客を前に演奏するスタイルで撮影されており、リトル・リチャードにインスパイアされたコール&レスポンスのスタイルを強調している。
9.「サーズデイズ・チャイルド」(1999年) David Bowie - Thursday’s Child from wndr★ on Vimeo.
「サーズデイズ・チャイルド」のビデオの中で、ボウイは過去を振り返り、自分はどうあるべきだったのか考えている。ある日の終わり、ボウイと妻がバスルームの鏡の前に立ち、2人で寝る前の支度をしている。すると鏡には、自分を見詰め返す若かりし日のボウイが映っている。その横の妻も、若い頃の姿にすり替わっている。
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Translated by Rolling Stone Japan