デヴィッド・ボウイの人気ミュージックビデオ10選

8.「ハーツ・フィルシー・レッスン」(1995年)

David Bowie - The Heart’s Filthy Lesson from Josu Sein on Vimeo.



90年代半ばにリリースされたアルバム『アウトサイド』では、再びプロデューサーのブライアン・イーノと組み、ゴシック色を強めている。インダストリアル・ロックの要素を多く含むこの曲のビデオは、暗く悲惨な世界が描かれており、異教の儀式と共に、流血シーンやバラバラ死体などが映し出される。


7.「ヒーローズ」(1977年)


シンプル極まりないこのビデオでも、ボウイは聴衆を釘付けにした。冒頭シーンでは、背後から眩しいライトに照らされ、エイリアンを思わせるシルエットでボウイが浮かび上がる。歌い始めたボウイは曲に合わせて体を揺らしながら、前を見据え、最後まで同じ場所に立ち歌い続ける。


6.「ブラックスター」(2015年)


この超現実的なミュージック・ビデオは、10分におよぶこの長い曲の中で歌われている、政治、宗教、そしてボウイ独特の神話を絶妙に融合させた世界を描いている。長い尻尾を持つ女性が宇宙飛行士の死体を見つけるシーンから映像は始まる。死んでいるのは「スペイス・オディティ」に登場したトム少佐だ。このビデオの中でボウイは、神父、そして遺作「ラザルス」にも登場する「ボタン目の男」など、3つの役柄を演じている。

Translated by Rolling Stone Japan

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