性労働者のコミュニティから「物語」を盗むな 米女優に批判殺到

2020年11月22日、カリフォルニア州ロサンゼルスのマイクロソフト・シアターで、2020年アメリカン・ミュージック・アウォードに出席したラヴァーン・コックス(Photo by Emma McIntyre /AMA2020/Getty Images)



セックスワーカーたちへの具体的なサポート

このように偏見に満ちた状況の中、風俗業に深くかかわる人々の声にスポットライトを当てずして、業界の一面だけを描くのは不十分だ、というのがセックスワーカー支援活動家のダダモさんの意見だ。「コミュニティから物語を持ち出して紹介し、それで金もうけして、こちらには何の見返りもせず、この手のことでとばっちりを受けている人たちと交わりもしなければ代弁もしない。そんなの身勝手だと思います」と彼女は言い、FKAツイッグスのようなセレブリティはセックスワーカー共済基金に寄付することで、社会から疎外されているコミュニティにどうすれば還元できるかお手本を示している、と付け加えた。

「今はこれまで以上に、セックスワーカーたちに参加の場を作る必要があります」とダダモさんはさらに続けた。「私は文字通り、法をかいくぐるのに手を焼いています。“セックスワーカー”という言葉を使うと必ずフラグを立てられてしまうんですから。やみくもに会話に割り込んで、そのくせ存在を主張することすら難しい人々をサポートしようともしない人がいるなんて、頭に来ます」

【関連画像】オンライン上で活動するセックスワーカーの悩み(写真2点)

from Rolling Stone US

Translated by Akiko Kato

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