浜田省吾ファンクラブツアー映像、板屋宏幸監督とともに振り返る

田家:それでは本日最後の一曲「最後のキス」をお聞きいただきましょう。

最後のキス / 浜田省吾

田家:「元気な姿で再開できる日を」というMCが染みますね。この曲を選んだのは?

板屋:印象的なエピソードがあって。オフライン編集の最後はだいたいこの曲が流れて、帰ろうかなと思うんです。でも、この曲が最後だと家で寝る前まで、脳内でヘビーローテーションされていて。いい曲じゃないですか。オフライン作業の中盤の時に、浜田さんに「この曲はMV風にしたいんだよね」と言われて。そのあと、オフライン作業が一通り終わって、浜田さんがいらしてチェックも終わって。いつものように「板屋くんこの後空いてる? ご飯行かない?」と言われて。車でお店に向かっている時に、浜田さんが「板屋くん、さっきのMV風の話なんだけど、あの曲の街のイメージってここなんだよね」と言われて。僕はその日にMV風にしたいと言われて、これから考えようっていう時に「ここですか!」となって。聞かなきゃ良かったなと思いました(笑)。

田家:今ラジオを聴いている人が一斉につっこんだと思う質問です。それはどこですか(笑)?

板屋:いやー……。言えないです(笑)。

田家:では最後に、板屋さんが今年改めて思ったことはなんでしょう?

板屋:予定していた日々とかスケジュールが当たり前に予定通りに来るという当たり前の日々が、いかに愛おしくて大切だったかなというのが身に染みましたね。色々なものに当てはまりますが、失ってみて初めて分かるものだと思いました。

田家:来年ライブ会場で会えることを祈りながら終わりましょう。ありがとうございました。

板屋:ありがとうございました。

Rolling Stone Japan 編集部

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