浜田省吾ファンクラブツアー映像、板屋宏幸監督とともに振り返る

Same Old Rock ’n’ Roll / 浜田省吾

田家:続いて、同じく映像作品『Shogo Hamada Official Fan Club Presents "100% FAN FUN FAN" On The Avenue 2013「曇り時々雨のち晴れ」』から「Same Old Rock ’n’ Roll」。オリジナルは1990年のアルバム『誰がために鐘は鳴る』です。先ほどの続きを伺いたいのですが、編集していない映像はまだかなりあったんですね。

板屋:ええ。全部観てみたいと言われたんですが、そのためにはこちらも準備しないといけないんです。どうしようかなと思っていたんですけど、僕は、撮影中は中継車の中でカメラマンに指示を出すためにスイッチングをしているんですね。そのスイッチングのDVDが残っていたので、それをお渡ししたんです。そしたら、これはイケるということで。

田家:この公演はNHKホールでのライブでしたが、カメラは全部で何台くらい入ったんですか。

板屋:全部で17、8台くらいあったかもしれないですね。でも実は、最終的に編集をする準備で全部の画面を見ると、54台になっていて(笑)。なぜそんなに多くなったかというと、このライブは素晴らしいと思って、僕があちこちにカメラを抱えて撮り回ったりしていたからなんです。見て頂くと分かるんですが、二曲目の「モノクロームの虹」の映像では、こんなところにカメラ置くかっていうカットが入っていたりするんですよ。

田家:そういうカットも入っている映像作品です。では、板屋さんが選んだもう一曲をお届けしましょう。「雨の日のささやき」。

Rolling Stone Japan 編集部

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