MONO NO AWARE 玉置周啓が「物語」に惹かれる理由

MONO NO AWAREの玉置周啓(Photo by Mitsuru Nishimura)



新しいことにチャレンジしていくモチベーション

ファッションやインテリアも、やはり「物語」に惹かれる傾向があるという。

「凝り性じゃないから、人から勧められて選ぶことが多いですね。ただ、洋服とかも『お似合いですよ』と言われたくらいじゃ買う気にならなくて。『これは70年代の古着で、こういう用途で使われていて……』『僕らアメリカの倉庫まで行って買付して……』みたいなことまで教えてくれるお店が好きなんですよね。古着好きの人ってみんなそうなのかな。インテリアもそう。建築家の卵みたいな友人がいるんですけど、その子から色々教えてもらっています。なぜ、それがいいのか、どこにこだわりがあるのか、教えてくれる人との出会いによって、愛するものが増えていく感じが楽しいんですよね」

好奇心旺盛で、常に新しいことにチャレンジしていく玉置。そのモチベーションは一体どこからくるのだろうか。

「“これなら俺もできる”と思う傲慢さと(笑)、お金を使わずに楽しむDIY精神ですかね。“お金がないからできない”みたいなのが悔しくて、だったら自分で作っちゃおうと。それは子供の頃から変わってないです。金持ちの友人からもらったバケツいっぱいのレゴを、一つ残らず無駄にせず何かを作ってみたり(笑)、紙粘土で街を作ってみたりして。あとはやっぱり、人に恵まれているのかもしれない。僕の周りにはめちゃくちゃ凝り症の人が多くて。やばいレベルでこだわっている人たちが周りにいるから、その人たちからいろいろ教えてもらって自分なりにミックスしてる。ほんと与えてもらってばかりで、僕から提供できるものが何もないのが申し訳ない(笑)。感謝する以外に人生の帳尻合わせをする方法がないんですけど、みんな『お前は生きてるだけで最高だから』と言ってくれるので救われてます(笑)」



玉置周啓(たまおきしゅうけい)
MONO NO AWAREのヴォーカル&ギター。東京都八丈島出身の玉置と加藤成順(Gt)が、大学で竹田綾子(Ba)、柳澤豊(Dr)に出会う。2017年3月、1stアルバム『人生、山おり谷おり』を全国リリースし注目を集める。2020年9月9日に劇場アニメ『海辺のエトランゼ』の主題歌「ゾッコン」を配信リリース。


『ゾッコン』
MONO NO AWARE
各配信サイトにてダウンロード配信中
SPACE SHOWER MUSIC
https://mono-no-aware.jp/

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