シュワちゃん『キンダガートン・コップ』30周年、出演者が思い出語る

Zoomで出演したアーノルド・シュワルツェネッガー(画面下)

1990年公開の米コメディ映画『キンダガートン・コップ』公開30周年を迎え、出演者たちによるバーチャル同窓会が開催された。当時幼稚園児を演じたキャストたちのトークが盛り上がる中、主演のアーノルド・シュワルツェネッガーはサプライズで登場した。

米ヤフーエンターテイメントが主催したこの同窓会には、クリスチャン・クズンズ(ドミニク役)、ミコ・ヒューズ(ジョセフ役)、クリスツルとティファニーの双子(ティナ&リナ役)、ブライアン・ワグナー(ウィリアム役)、アダム・ワイリー(ラリー役)が参加。ジョン・キンブル役を演じたシュワルツェネッガーは、35分20秒前後のZoomコールに突然現れた。

【動画】子役たちの演技に驚いたと語るシュワルツェネッガー

シュワルツェネッガーは、子役のパフォーマンスが「この映画を作った」と語った。「それがこの映画の魅力であり、成功の要因であり、人々は何度も何度も見たくなる理由だよ」。また子役たちとの共演が、自身が父親になるためにいい経験になったという(同作の撮影は、シュワルツェネッガーの当時の妻、マリア・シュライバーが第一となるキャサリン・シュワルツェネッガーを出産してからわずか数カ月後に行われた)。

「私のアクセントのせいで、一見普通のセリフが子供たちにえらくウケてね」とシュワルツェネッガーは回想する。「お馴染みの『腫瘍じゃない!」と叫ぶシーンも、子供たちは怖がるどころか笑っていた。監督のアイヴァン(・ライトマン)は『子供たちがあなたの声で笑っているなら、観客も笑ってくれるはずだ』と言ってくれたんです。そして、まさにその通りになりました」

『キンダガートン・コップ』は『ツインズ』でコメディ俳優として新境地を開拓したアーノルド・シュワルツェネッガーが、同作の監督アイヴァン・ライトマンと再タッグを組んだ一作。シュワルツェネッガーのユーモアが光るアクションコメディとして今でも人気が高い。

from Rolling Stone US

Translated by Rolling Stone Japan

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE